ユニファ開発者ブログ

ユニファ株式会社プロダクトデベロップメント本部メンバーによるブログです。

子どもの学力に影響を与えている要因は?:全国学力テスト疑似データを用いた分析

はじめに

こんにちは、データエンジニアリングチームの島田です。

ユニファではテクノロジーを活用したサービスを通じて子育て環境の充実に寄与することを目指しており、社会課題解決に向けて日々挑戦を続けています。また、私自身も子どもを持つ一人の親として、子育てや教育に関してこれまで以上に関心を寄せるようになりました。

特に子育てや教育に関するデータ利活用に興味があるのですが、誰でも自由にアクセスできるデータはまだまだ少ないのが現状です。そういった中で、文部科学省が全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)パブリックユースデータ(疑似データ)を公開していることを知り、せっかくなのでこのデータを使って子どもの学力差について分析してみましたので今回はこちらについてお話します。

また、本記事の内容は先述した通り、文部科学省によって特定の児童生徒個人・学校等を示さない疑似的に作られたデータを使った分析であり、本記事の結果が子どもの学力差の要因を直接的に示すようなエビデンスにはならないことを念の為あらかじめお断りしておきます。

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AWS GlueからTransit Gatewayを経由して異なるアカウントのRDSに接続する

こんにちは。ユニファでデータエンジニアとして修行中の浅野です。データ分析基盤の開発において、AWS Glueから異なるアカウントにあるRDS(マネージドリレーショナルデータベース)に接続したいことがあります。このようにVPCをまたいで接続する場合はVPCピアリングを利用することが一般的ではないかと思います。VPCピアリングを使ってGlueからRDSに接続するための方法はこちらに詳しく書いてあります。RDSのセキュリティグループ設定で、「Glueの(自己参照インバウンドルールを持つ)セキュリティグループからのインバウンド」を許可するところがポイントです。

ピアリングを行うVPCの数が少ないうちは上記の方法でよいのですが、ネットワークの規模が大きくなると相互接続数が多く複雑になってしまうため、代わりにTransit Gatewayを用いることが(Glueを使うかどうかに関わらず)合理的になってきます。

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GlueからTransit Gateway経由でのRDS接続
GlueからTransit Gatewayを経由して異なるアカウントやVPCのRDSに接続する方法については参考となりそうな情報が見当たらず、手探りで実現していくにあたって少しだけハマったので、改めて記事に残しておきたいと思います。

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本番でコードの動きをチェックできるらしいRubyライブラリ"scientist"って何

こんにちは。プロダクトエンジニアリング部に所属している安田です。

ほげほげしている間に春になりました。最近は街の装いも淡い桜色に染まり、きれいですね。 ブログを書きます。

今回はRubyのライブラリ scientist について調べました。

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WebViewからFirebase Analyticsへイベントを送る

こんにちは。iOSエンジニアのキムです。

モバイルアプリの場合、無料のトラッキングツールでFirebase Analyticsがよく使われますが、今回はWebViewからFirebase Analyticsへイベントを送る方法について調べてみたいと思います。 Firebase AnalyticsのSDKは、WebViewページからのイベントの送信をサポートしていませんので、WebViewでAnalyticsを使用するには、WebView側からネイティブコード側へイベントを転送する必要があります。

それでは実際にやってみます。

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複数のAWSコンソールを切り替え&同時参照する小技

ユニファでインフラを担当している、プロダクトエンジニアリング部の平井と申します。

インフラ担当ではありますが、
ネットワークやセキュリティに対して
深く語れる程の知見もないので、
小技2つを紹介します。

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Manager README ver.20220217

皆様こんにちは。ユニファ CTO の赤沼です。

先日アンドパッドさんと iCARE さんと一緒に English LT の Meetup を開催させていただきました。

andpad.connpass.com

その際のセッションの内容をどうしようかなと考えていたんですが、もう2年近く前になりますが、以前このブログで Manager README ver.20200502 を書いたことがありました。

tech.unifa-e.com

メンバーの一人から、そのアップデート版を聞きたいという声をいただいたこともあり、Manager README ver.20220217 として英語でLTさせていただきましたので、今日はその内容を改めて日本語で書いておきたいと思います。

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Japanese and English Collocations for Software Development

By Robin Dickson, software engineer at Unifa.

Many people use a second language in the tech industry so improving language skills can be good way to improve communication at work. One interesting and effective way to learn that I have found is using collocations. This post will introduce collocations, and explore how they can be used for learning language related to software development.

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