ユニファ開発者ブログ

ユニファ株式会社プロダクトデベロップメント本部メンバーによるブログです。

受託開発の世界からユニファ(事業会社)に転職した感想

プロダクトマネジメント部所属の入佐です。昨年10月にユニファに転職してきて半年と少しになりました。

これまで所属していた会社は、何社か経ましたが一貫して、システム開発を生業として、事業会社と分類される企業から、受託で開発を請負、開発、納品しては、それを運用する、そういった一般的な開発会社でした。

うん十年のキャリアの中で、これまで何度か転職を経験していますが、何度かの機会の中で、若い頃は敢えていろんな開発に携われるであろうベンダー系を選んでいました。そこから開発のキャリアを重ねる中で、「なんで工数でしかお金が取れないんだろう」「自分たちが作っているソフトウェアそのものの価値でお金が稼げないのはなんでなんだろう」という素朴な疑問から、いつしか事業を担う側で、自分たちが作ったシステムがきちんと「価値(お金)」を生むお仕事に携わりたいと思うようになりました。

長くなりましたがそんなこんなで、事業論理の違う世界に来てみて、日々色々な刺激を受けています。きっと業界的には当たり前のことですが、そのいくつかを紹介しようと思います。

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プロダクトの機能追加・改善案の優先順位づけについて

こんにちは。プロダクトマネジメント部PdMの小谷田(こやた)です。

去年12月14日のAdvent Calendarで「リアル小谷田さんに会ったことない」と申し上げましたが、なんと今年のお正月に近所の神社に初詣に行った時に会いました!

お守りをいただく時に、、
 私「すぐそこに住んでるんですよ〜」
 神社の方「そうなんですか、お名前はなんておっしゃるんですか?」
 私「小谷田です」
 神社の方「おー小谷田さん、こちらにもいますよ」
 別小谷田さん「こんにちは」
みたいな感じでした。びっくりです。

さて、今日は『プロダクトの機能追加・改善案の優先順位づけについて』お話したいと思います。

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2分と2年間

こんにちは、プロダクトエンジニアリング部のちょうです。パンデミックが始まってすでに二年を経ちました。私は基本毎年何かを目標にしています。この二年間は新しい技術ではなく本格的に英語の勉強をしました。結果として、発音すらおかしかったのときから長めに英語を話せるにようになりました。もちろん完璧ではないですが、目標の一つ、使えるようになったことが達成したと思います。

この期間でいろいろ勉強してきました。発音、文法、シャドーイング、会話の本、英会話など。元々一年以内に終わると計画しましたが、途中から自分が足りないところを探して、勉強法も試行錯誤して気づいたら二年経ちました。いま振り返ってみて、いくつかをシェアできればと思います。

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子どもの学力に影響を与えている要因は?:全国学力テスト疑似データを用いた分析

はじめに

こんにちは、データエンジニアリングチームの島田です。

ユニファではテクノロジーを活用したサービスを通じて子育て環境の充実に寄与することを目指しており、社会課題解決に向けて日々挑戦を続けています。また、私自身も子どもを持つ一人の親として、子育てや教育に関してこれまで以上に関心を寄せるようになりました。

特に子育てや教育に関するデータ利活用に興味があるのですが、誰でも自由にアクセスできるデータはまだまだ少ないのが現状です。そういった中で、文部科学省が全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)パブリックユースデータ(疑似データ)を公開していることを知り、せっかくなのでこのデータを使って子どもの学力差について分析してみましたので今回はこちらについてお話します。

また、本記事の内容は先述した通り、文部科学省によって特定の児童生徒個人・学校等を示さない疑似的に作られたデータを使った分析であり、本記事の結果が子どもの学力差の要因を直接的に示すようなエビデンスにはならないことを念の為あらかじめお断りしておきます。

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AWS GlueからTransit Gatewayを経由して異なるアカウントのRDSに接続する

こんにちは。ユニファでデータエンジニアとして修行中の浅野です。データ分析基盤の開発において、AWS Glueから異なるアカウントにあるRDS(マネージドリレーショナルデータベース)に接続したいことがあります。このようにVPCをまたいで接続する場合はVPCピアリングを利用することが一般的ではないかと思います。VPCピアリングを使ってGlueからRDSに接続するための方法はこちらに詳しく書いてあります。RDSのセキュリティグループ設定で、「Glueの(自己参照インバウンドルールを持つ)セキュリティグループからのインバウンド」を許可するところがポイントです。

ピアリングを行うVPCの数が少ないうちは上記の方法でよいのですが、ネットワークの規模が大きくなると相互接続数が多く複雑になってしまうため、代わりにTransit Gatewayを用いることが(Glueを使うかどうかに関わらず)合理的になってきます。

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GlueからTransit Gateway経由でのRDS接続
GlueからTransit Gatewayを経由して異なるアカウントやVPCのRDSに接続する方法については参考となりそうな情報が見当たらず、手探りで実現していくにあたって少しだけハマったので、改めて記事に残しておきたいと思います。

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本番でコードの動きをチェックできるらしいRubyライブラリ"scientist"って何

こんにちは。プロダクトエンジニアリング部に所属している安田です。

ほげほげしている間に春になりました。最近は街の装いも淡い桜色に染まり、きれいですね。 ブログを書きます。

今回はRubyのライブラリ scientist について調べました。

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