ユニファ開発者ブログ

ユニファ株式会社プロダクトデベロップメント本部メンバーによるブログです。

チームのKPTで振り返るRailsRubyバージョンアッププロジェクトのはなし

こんにちは。プロダクトエンジニアリング部の船曵です。

この記事はユニファAdvent Calendar 2022の8日目の記事で、

Railsのプロダクションコードを約1万行削除しました

tech.unifa-e.com

の続編的な内容となります。

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社内オペレーション進捗管理をKintone化したお話

この記事はユニファAdvent Calendar 2022の7日目の記事です。

adventar.org

皆さんこんにちは。 Advent Calendar 2022のゲストとして参加させていただきました。 システム企画課の鄭(ジョン)です。 初ポストのテーマとしては色々考えてみましたが、業務改善のひとつとして行った進捗管理のKintone化についてお話できればと思います。

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新入社員が多かった今年のチームビルディングを振り返る

こんにちわ。ビジネス本部 事業推進部 システム企画課の田辺です。

プロダクトデベロップメント本部所属ではありませんが、今年もアドベントカレンダーにゲストで参加させていただきます。システム企画については、過去記事を参照ください。ルクミー開発会社の社内システム開発部門ってどんな感じ? - ユニファ開発者ブログ

音楽が趣味で作曲塾に通い始めたのですが、AI作曲ツールの進化スピードに驚愕し、すでに意気消沈しております。人間が作る意味ってなんだろう、、、

気を取り直して!!ユニファAdvent Calendar 2022の6日目の記事をお送りいたします。

  • 新入社員3名+派遣さん1名がジョイン
  • オンボーディング
  • 田辺のマネジメントガイド公開
  • コミュニケーション経路の整理
  • チームの言語化
  • 振り返ると、”安心感”を考え続けた1年間だったのかもしれない…
  • 最後に
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Transferable の捉え方。Swift言語 - iOS16

この記事はユニファAdvent Calendar 2022の3日目の記事です。

iOS16 から新たにSwiftで使用できるプロトコルとしてTransferable が追加されました。

プロトコルに〜able とついた名称はAppleが実現したい機能を提供したいときに用いる傾向があるのですがとはいえ、Transferable="譲渡可能な" と訳するといまいち用途が分かりにくいしどこで使うかわからない。そんなTransferableについての説明となります。

対象とする方々

iOSアプリ開発者の皆様。

説明するもの

  1. Transferableが取り扱うもの
  2. Appleの意図は何?
  3. iOSアプリ開発者にとってTransferableは重要?

説明しないもの

実際のコード。WWDC2022のセッションにてPhotosPickerから写真を取得する際にTransferableの使い方が紹介されております(14分程度のセッションで視聴しやすくお勧めです)。

1) Transferableが取り扱うもの

TransferableはiPhoneやmacOS上で動くアプリやフォルダー、写真フォルダといったデータをやり取りできる同士のやり取りを扱うのがTransferableです。Transferableの使い方を守っていればローカル、ネットワークサービスを介するかは意識せずに済みます。図でいうと、macOSのフォルダーがクラウドサービス上にあるファイルかローカルにあるファイルかを気にしないようにアプリにファイルを渡すことができます。

またデータのやり取りの方法は、

  • コピー&ペースト
  • ファイルのドラッグ&ドロップ

となります。デスクトップOSで何気なく操作している操作ですね。

Transferable が対象としている箇所

上記の図は概念的なもので実際にはデータのやり取りにはOSが介在しておりOSがアプリから必要な情報を必要とします。

アプリ同士のデータのやり取り

Apple云く、

ドラッグ&ドロップ コピー&ペースト その他のAppの機能をサポートする 宣言的方法

とのことです。これまでiOS SDKではSwift,Objective-C での逐次的プログラミングも加味した機能であったものを宣言的プログラミングに即するかたちで提供したのがTransferable プロトコルと言えます。

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