ユニファ開発者ブログ

ユニファ株式会社プロダクトデベロップメント本部メンバーによるブログです。

QAエンジニアとして思うこと

こんにちは。QAエンジニアをやっております大橋です。

2021年5月に入社してからあっという間に1年が経ち、光陰矢の如しとはこういう事か、と改めて感じています。

そして、どういう役割・業務のやり方で、チームに対して、ユニファに対して、「テクノロジーの力で、もっと家族を豊かに」するために貢献できるのかを、これまで以上に考えねばと思って過ごしています。

さて、今回は久しぶりにQAエンジニアが担当です。

そこで、ユニファに入社してから思ったことをQAエンジニアの視点で書いていこうと思います。

はじめに

まず初めに、私の現在とこれまでを書いていこうと思います。

現在

ユニファでは現在、「ルクミー」として13のサービスを展開しています。 lookmee.jp その中でも、ルクミー午睡チェック、ルクミー体温計、ルクミー登降園といった、ヘルスケア領域担当チームのQAエンジニアとして業務をしています。

  • ルクミー午睡チェック:タブレットと午睡センサー(一般医療機器)を組み合わせて、午睡中の園児の体の向き・体動を検知し、記録および出力するサービス
  • ルクミー体温計:タブレットと体温計(管理医療機器)を組み合わせて、園児の体温を測定、記録および出力するサービス
  • ルクミー登降園:タブレットを使用して、園児の登降園時間を記録、出力するサービス

これまで

割と幅広く経験してきています。

  • 医療機器の組み込みおよびデスクトップアプリ中心。webおよびスマートフォンのテスト経験はあまり無い。
  • 実装以外の開発フェーズを担当したり、工場での製造工程立ち上げをしたり。
  • 問い合わせの1次対応および2次対応をしたり。

サービスについて

ルクミー午睡チェック、ルクミー体温計は、タブレットと医療機器を組み合わせて使用するサービスです。 そのため、これらの改修・機能追加時には気を使う事が多いです。

特にルクミー午睡チェックは園児の午睡見守りをサポートするサービスであり、見守りに必要な機能の不全が起きた時の事を考えると、、、

恐ろしい以外の何物ではありません。絶対に落とせません。

落とせない機能をテストするため、他の機能を落としても良い訳ではありません。

ですが、サービスの性質もありテストケースのボリュームは多くなります。

そこで「じゃあどうするか」を考えていくが所がQAエンジニアの腕の見せ所だと思います。

やり方は人それぞれで、やって然るべきという方もいらっしゃると思いますが、下記は私が実施している一例です。(テスト技法を使いこなせるよう学習中です。。)

  • デシジョンデーブルで組み合わせを整理する、ペアワイズでケースを絞り込む
  • 探索的テストで探りを入れ、高リスクの箇所を集中して攻める
  • エンジニアに改修箇所をヒアリング、改修内容詳細、ここは特に確認して欲しい!という所を確認する
  • 使用環境・場面を想定したシナリオテストを作成、UIといった表示系はシナリオテストでカバーする
  • 事象の発生リスクを考慮して実行優先度設定

等々、、、 他にもありますがこれらを組み合わせて、かつスケジュール・プロダクトの性質を考慮して、目的を達成するための最適プランを検討しています。

この中でも、使用環境・場面を想定する、QA担当としてリスクを考慮の上PdMとテスト方針を検討するといった所に、過去の経験が生かせていると感じています。

そしてサービスをリリースしていく中で、良かった・助かった・ありがとうといった感謝の言葉を頂けている事を聞く・目にすると、今日もどこかで保育の現場をサポートする一助をQAとして担えていると感じ、QAやってて良かったなと実感します。

私自身、現在進行形で保育園にお世話になっている身でもあり、保育の現場が身近であるため、こういった思いを強く感じています。

チームについて

仕事ができる方ばかりなので、まだついていくのが大変です、、

ですが、チームメンバーは良い方ばかりで、心理的安全性が確保されていると感じます。

そのため、リリース間近の不具合や想定されるリスクといった、QAの立場上必要だけども躊躇する事を伝えやすい事はもちろん、雑談やちょっとした相談にも気軽に乗って頂けるので、非常に有難いです。(思わず話すぎてしまう事も、、、)

ユニファのサービス領域に関するテスト経験が乏しい私をチームの一員として受け入れて頂き、webアプリケーションの初歩的な内容であっても嫌な顔をせず教えて頂けた事が、非常に助かっており今に繋がっているものと思います。(関わった全ての人に感謝です。)

今も継続していますが、得た知識は忘れないようconfluenceへ書き留めるようにしています。そして、私も同じ事ができるようにしたいと思っています。

ユニファのQAエンジニアとして

QAエンジニアとしてプロダクトのチームで動いた経験はあるものの、QAでチームを組んで動いた経験がほぼありませんでした。

そんな中、QAでチームを組んで業務できる事が新鮮であり、カバーし合える環境である事は安心感があるのだと感じています。

そして私がQAエンジニアとして大切にしている、「ユーザーの立場に立って、ユーザーの視点で見た時にどうなのかを念頭に置いて考える」に共感して頂け、同じ方向を向いている事が何よりも心強いです。

自身の考える最良は相手にとって最良とは限らないと思います。

「普通」は人によって異なると思います。

思考を止めずに考え続ける、議論をするという事は、頭では解っているけども実行することは難しいと思いますし、私自身実行できていません。

まずは目の前の課題を解決していく事が第一。

そして、解っているけども実行が難しい事を実行できるようになる、実行していく行為が、目標に至るための1つの方法なのだと思っています。

おわりに

長々と色々書いてしまいましたが、これらは私個人の考えであり、押し付けたりする事はありませんのでご安心ください。

「ユニファのQAエンジニアにはこういう人が居るのか~」

と温かい目で見て頂けたら幸いです。

ユニファでは新たな仲間を募集中です。

QAエンジニアも募集しておりますので、ユニファにご興味ありましたらぜひ。

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