この記事は、ユニファAdvent Calendar 2024の5日目の記事です。
Unifa Advent Calendar 2024 - Adventar
こんにちは、エンジニアマネージャーの田渕です。
先日、プレスリリースも出させていただきましたが、ユニファは「未来の市場をつくる100社〖2025年版〗」に選定されました。
「日経クロストレンド」未来の市場をつくる100社【2025年版】にユニファが選定されました|ユニファ株式会社
今回は、選定されたことについて、開発者としての視点を交えながらお話ししたいと思います。
ユニファの目指す未来
ユニファは、保育・育児の現場で直面する課題をテクノロジーで解決することを目標に掲げています。 「ルクミー」は、保育施設向けのICTサービスとして業界を革新し続けています。登降園管理、午睡チェック、連絡帳、写真販売、シフト管理などの機能を提供する「ルクミー」は、保育者の業務負担を軽減し、保育の質を向上させるだけでなく、保護者とのコミュニケーションも円滑にする重要な役割を担っています。
今回、これらの取り組みが評価され、日経クロストレンドの「未来の市場をつくる100社〖2025年版〗」に選定されました。この名誉ある選定は、私たちが目指す「家族の幸せを生み出す新たな社会インフラを創る」というビジョンが、確実に社会に影響を与えている証であると考えています。
技術的挑戦とRubyの役割
ユニファのシステム開発では、Ruby on Railsを中心に据えた技術スタックを活用しています。Railsの特長である「開発の速さ」と「柔軟性」を活かし、現場の声に耳を傾けながら、迅速な機能開発を実現しています。
たとえば、「ルクミー午睡チェック」では、センサーからのデータをリアルタイムで処理し、保育者にアラートを送る仕組みを構築しています。この機能を支えるバックエンドでは、Ruby on Railsを用いて、膨大なセンサーデータを効率よく処理できるスケーラブルな設計を実現しました。
また、保育施設ごとのニーズに応じたカスタマイズが求められるため、私たちのシステムには柔軟性が不可欠です。この点で、Rubyのメタプログラミング能力や、Railsのエコシステムは大きな助けになっています。
選定がもたらす責任
「未来の市場をつくる100社」に選定されたことは、ユニファに所属するエンジニアにとって大きな励みであると同時に、さらなる責任を感じる出来事でもあります。この選定を受けて、私たち開発チームも「さらに技術的な革新を起こし、保育の現場に寄り添う製品を作り続ける」という役割を改めて強く認識しました。
保育業界は、共働き家庭の増加や保育士不足といった社会的課題が山積している領域です。テクノロジーでこれらの課題にどう立ち向かうかが、私たちユニファの存在意義そのものと言えます。
開発現場での今後の展望
私たちの開発現場では、これまで継続的に行なってきた活動が一層加速しています。たとえば、AIを活用した業務支援機能や、データを活用した保育の質向上支援などがその一例です。
これらの開発においても、Rubyが持つシンプルで直感的な記述性が、アイデアの迅速なプロトタイピングや、チーム間でのスムーズなコミュニケーションを実現しています。
また、開発プロセスの効率化にも力を入れており、Dockerを活用した環境構築やテストの自動化を積極的に取り入れることで、品質を確保しつつスピード感ある開発を進めています。
最後に
「未来の市場をつくる100社」に選定されたことは、これまでの挑戦が評価された証であると考えています。
私たち開発チームは、この成果に満足することなく、Ruby on Railsをはじめとする技術を駆使して、保育業界のさらなる課題解決に取り組んでいきます。ユニファでの取り組みが、保育者、保護者、そして子どもたちの未来にどれだけの価値をもたらせるのか──その可能性を信じ、日々開発に励んでいます。
ユニファの挑戦はまだまだ続きます。これからも私たちの活動を見守っていただけると幸いです。
ユニファでは、共に未来を創ることを目指すメンバーを募集中です!