ユニファでインフラを担当している、プロダクトエンジニアリング部の平井と申します。
インフラ担当ではありますが、
ネットワークやセキュリティに対して
深く語れる程の知見もないので、
小技2つを紹介します。
まず弊社のAWS環境は
・アプリケーション毎にアカウントが異なる
・アカウントの移動にはロールの切り替えを使用
という状況です。
ロールの切り替えについてはこちら
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/IAM/latest/UserGuide/id_roles_use_switch-role-console.html
こちら、何も考えずに1つのブラウザで切り替えを行なっていると・・・
・直近の履歴にないアカウントに切り替える度手入力が発生
・1つのブラウザ上で同時に複数のアカウントが参照できない
という問題が発生します。
1つ1つの手間としては微々たるものですが、
毎日何十回と切り替えるので出来れば楽をしたいものです。
というわけで、ロールの切り替えにはブラウザの拡張機能を使用しています。
https://chrome.google.com/webstore/detail/aws-extend-switch-roles/jpmkfafbacpgapdghgdpembnojdlgkdl?utm_source=github
こちらはChromeですが、Firefox、Edgeにもありますね。
設定すれば、クリック1つでどんな環境にでも切り替えられる優れモノ。
設定ファイルをgitに登録すれば、さらにハッピーになれます。
AWSアカウントの変更は簡単になりましたが、
まだ同時に参照できる環境が1つのままです。
2つの環境を同時に参照したい、
という時にはChromeのユーザー切り替え機能を使用します。
これは通常、Googleアカウントを複数使用する場合に使われる機能ですが、
Googleアカウントを設定せずともユーザーは追加できます。
また、複数ユーザーでChromeを同時に使用可能で、
当然セッションも別れるため、複数のAWS環境が同時に参照出来る様になります。
さらに、自分は4つのユーザーを設定して
ユーザー1 緑テーマ:開発環境アクセス用
ユーザー2 黄テーマ:開発環境アクセス用
ユーザー3 赤テーマ:本番環境アクセス用
ユーザー4 紫テーマ:本番環境アクセス用
と分けることで「開発を触ってるつもりが本番だった!」という
ありがちなミスを防いでおります。
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