ユニファ開発者ブログ

ユニファ株式会社プロダクトデベロップメント本部メンバーによるブログです。

新型午睡センサーの出荷検査の方法を改善したお話

こんにちは。QAエンジニアの大橋です。 ユニファはこれまで、保育現場の安心・安全を支えるIoTデバイスとして「午睡センサー」を提供してきており、新型機は2025年6月から運用を開始しております。過去の記事で開発について午睡センサー開発記を公開しており…

ユニファ初!!Kaigi on Rails 2025 にて託児サービスを提供します!

みなさん、こんにちは。 VPoE の柿本です。 ユニファは、2025 年 9 月 26 日(金)、27 日(土)に開催される Kaigi on Rails 2025 に託児スポンサーとして協賛します! 昨年の Kaigi on Rails 含めて、これまでも複数のイベントでスポンサーをさせていただ…

Cursorを使ってソースコードを読んでみた話

AI QA

皆さんこんにちは。 UnifaでQAエンジニアとして従事している中村と申します。最近、Cursorというツールに触る機会がありました。CursorはAIエディタと呼ばれるコードエディタの一種で、今回はそのCursorを使って自社プロダクトのソースコードを読んでみた時…

ユニファが「日本スタートアップ大賞2025」にて「審査委員会特別賞」を受賞しました!

こんにちは。 AI開発推進部の田渕です。 本日は、先日弊社が受賞した「日本スタートアップ大賞2025 審査員会特別賞」に絡めて、ユニファのお話を少ししていこうと思います。 unifa-e.com

Amazon GuardDuty のアラートを日本語に翻訳して Slack に通知する

こんにちは、SRE の松田です。 本記事では、Amazon GuardDuty の脅威検出結果を Bedrock で翻訳・分析し、日本語で具体的な対応手順を含む通知を Slack に送信する方法をご紹介します。 構成 当初は Step Functions → SNS → AWS Chatbot → Slack の構成を検…

マネージャーになって最初に捨てた「ある考え」

こんにちは、ユニファでプロダクトマネージャーをしている、たしろです。 ユニファのプロダクトマネージャー組織はPdM一課とPdM二課の2つの課に分かれています。 7月から有難いことに課のマネージャー職に付かせていただきました。 「信頼されるマネージャー…

「具体と抽象」を通して振り返るWACATE参加よもやま話

こんにちは!QAエンジニアのはなみです。 今回は参加したワークショップ「WACATE」で紹介された本を通して、ワークショップで感じていたあれこれを咀嚼しなおしてみる記事になります。 WACATEとは Workshop for Accelerating CApable Testing Engineers:内…

サーバーサイドエンジニアがユニファに入社してからの3ヶ月

こんにちは!2025年5月にユニファへ入社したサーバーサイドエンジニアの鶴ケ野です。 写真関連の機能を扱うプロダクト、「フォト」をメインに担当しています。 地方に住んでおり、フルリモート勤務という形で日々業務に取り組んでいます。 この記事では、フ…

Serverless Framework から CloudFormation(SAM) に移行する

こんにちは、SRE の中村です。 弊社では Lambda とその周辺リソースは基本的には Serverless Framework で管理してきましたが、V3 がサポートされなくなること、V4 からは有償化されることをきっかけに、CloudFormation(SAM)に移行することになりました。 Se…

Ruby 3.3 で YJIT 有効化しました!

こんにちは、サーバーサイドエンジニアの横山です。 前回はRuby / Rails バージョンアップ に関する記事を書きましたが、今回はバージョンアップリリース後に行った YJIT 有効化 に関してまとめさせていただきます! tech.unifa-e.com

A quick look on Hotwire Stimulus integrated in Rails

By Harvey Ico, server-side engineer from Unifa So as I was installing new rails app, I noticed that the default javascript library installed now was Stimulus from Hotwire. I find it really good since your javascript now runs only when the …

A Small Dive into Next.js: Modal, DB, and First Impressions

By Peter, backend engineer at Unifa. As someone who mainly works with Ruby on Rails and Vue.js in my day-to-day projects, I always enjoy exploring new frontend technologies in my spare time. Recently, I decided to give Next.js a try — not …

記事ページのテンプレート設計で大事にした“更新のしやすさ”と“読みやすさ”

保育AI事業に注力しているユニファでは、今後AI関連の記事を多数公開していく予定です。 それに先立ち、これから増えていく記事を見やすく・更新しやすく届けられるよう、新たに記事ページ用のテンプレートを設計しました。 今回は、その設計のポイントにつ…

Xcode26からのUIテストの改善 - WWDC25新情報

端的にいうと Apple謹製のUI操作記録が25年秋登場、UIテストの機運が高まります。 1) WWDC25 WWDC25が6月10日(日本時間)から5日にわたって開催されました。昨年WWDC24ではApple Intelligenceを銘打ってコンシューマーに向けに機械学習モデルをアピールするも…

乳幼児の安心を支える挑戦:PMが挑んだ新型午睡センサー開発記

乳幼児の安心を支える挑戦:PMが挑んだ新型午睡センサー開発記 こんにちは。ユニファでプロダクトマネージャーをしております、かじわらです。ユニファはこれまで、保育現場の安心・安全を支えるIoTデバイスとして「午睡センサー」を提供してきました。午睡…

なぜユニファではエンジニア以外にも AI コードエディタを配るのか?

こんにちは。ユニファの VPoE をしております、柿本です。 皆さんは開発に AI コードエディタを活用していますか? 先日は Cursor 1.0 がリリースされ、その少し前に GitHub Copilot の Agent モードが GA するなど、毎月のようにワクワクが飛び出してきます…

LangfuseでマルチモーダルLLMアプリのトレーシングを行う際に工夫したこと

こんにちは。R&Dを担当している浅野です。 ユニファではマルチモーダルLLMを活用したアプリ開発を積極的に行っています。LLMを一度callして終わりではなく、複数のステップを直列や並列で組み合わせて処理を行う場合や、LLMに処理ステップから考えさせる場合…

一人歩きしても伝わるデザインデータ

こんにちは、ユニファでプロダクトデザイナーをしている砂田です。 この記事では、私が日々の業務の中で心がけている「一人歩きしても伝わるデザインデータの作り方」について紹介します。 プロダクト開発は、PdM・エンジニア・デザイナーだけでなく、ビジネ…

中途入社デザイナー向けのオンボーディングの取り組み

ルクミーのプロダクトデザインを担当しているようがいです。 新しい仲間を迎え入れる際、チームへスムーズに馴染み、早期に力を発揮してもらうためにオンボーディングを実施している方も多いのではないでしょうか。 モチベーション高く入社してくる新メンバ…

ユニファ株式会社はRubyKaigi 2025でPlatinum Sponsorとしてブース出展しました。

こんにちは、ユニファでサーバーサイドエンジニアをしている小川です。 2025年4月16日から4月18日まで開催された「RubyKaigi 2025」にPlatinum Sponsorとしてブースを出展したので、当日の様子などを振り返りたいと思います。 ユニファとしては初めてのRubyK…

進め!テスト自動化! 〜自動テスト導入、奮闘記!〜

「私は思考する、故に、私は存在する」 Rene Descartes:方法叙説(講談社学術文庫 小泉義之 訳) より はじめに 始まりは「ある危機感」から ツールの選定とROI試算 "問い"が、無い 再定義から、「発散」 おわりに

WAKE Careerさんにインタビューしていただきました!

こんにちは、ユニファでAndroidエンジニアをしている、あいばです。 先日、女性のためのITキャリア転職サービス「WAKE Career」さんからお声がけいただき、インタビューを受けました。 自分のキャリアを振り返るのは少し照れくささもありましたが、新卒の頃…

ドキュメント作成が苦手なエンジニア!集まれ!

初めに ユニファでバックエンドエンジニアをしている八木です。ドキュメント作成、エンジニアでは苦手意識のある人も多いのではないでしょうか。日常的に仕様書などを書く機会があれば練習になっていいのですが、そうでない場合や、初めて仕様書や手順書を書…

ユニファ開発者ブログを「フリーランスHub」でご紹介いただきました!

こんにちは。ユニファ開発本部長のやまぐち(@hiro93n)です。 レバレジーズ株式会社の運営する「フリーランスHub」にて当ブログをご紹介いただきました。 freelance-hub.jp 【フリーランスHubトップページ】https://freelance-hub.jp/ 【フリーランスHub案件…

画像におけるマルチモーダルLLM活用

こんにちは、ユニファで機械学習エンジニアをしている藤塚です。 昨今の生成AIの進展が目まぐるしいですが、ユニファでも例にもれず生成AI活用が進んでいます。特に、保育園で日々撮影される写真データの活用は主要テーマの1つであり、写真データにおける生…

Using OpenSearch with Ruby on Rails

By Patryk Antkiewicz, backend engineer at Unifa. In one of Unifa products we provide the functionality called Letter, which, as the name suggests, is a kind of message sent from nursery school to parents of all kids belonging to specific c…

品質保証の"お作法" 〜テストプロセス解体新書〜

「語り得ぬものについては、沈黙せねばならない」 Ludwig Josef Johann Wittgenstein:論理哲学論考 より はじめに おことわり (再掲)品質を語るには、「◯◯◯」が大事である テストプロセスって何? テスト計画って? テスト分析・設計って? テスト実装っ…

PdM Days 2025 軌跡から、つむぐ。参加レポート

こんにちは、ユニファでプロダクトマネージャーをしているたしろ(@tsrs88)です。 2025年3月15日に開催されたPdM Days 2025のDay4に現地で参加させていただきました。 PdM Daysは昨年に続き、2回目の開催です。 pdmdays.recruit-productdesign.jp セッショ…

ユニファ開発者ブログを「レバテック フリーランス」でご紹介いただきました!

こんにちは。ユニファ開発本部長のやまぐち(@hiro93n)です。 レバテック株式会社の運営する「レバテック フリーランス」にて当ブログをご紹介いただきました。 freelance.levtech.jp この機会にご覧いただけますと幸いです! <求人コーナー> ユニファの開発…

第 3 回 生成 AI Innovation Awards に登壇しました!

こんにちは。VPoE の柿本です。 以下の記事でご報告しました「生成 AI Innovation Awards」のピッチコンテストに登壇してきました! tech.unifa-e.com ピッチコンテストは GOOGLE CLOUD 主催の「AI Agent Summit ’25 Spring」のセッションの一つとして行われ…