こんにちは、ユニファQA課のえりです。
今年の3月に入社して、あっという間に7か月が過ぎ去っていきました。
今回は私がユニファのQAチームに参画して取り組んだものの1つ、オンボーディングスケジュールの整備ついて書きたいと思います。
■オンボーディングの進み方、当時感じたこと
まずユニファではプロダクトが多数あり、その各プロダクトに担当QAを配置するような体制になっています。
私も入社後にその内の1つのプロダクトを担当することになり、そのプロダクトのキャッチアップからすることになりました。
しかし、私が入社したころはある程度準備するものやレクチャー内容が特にスケジュール化されておらず、 五月雨式にインプットが行われていたため、自分がいつまでに何をどこまで理解したらよいか、明日は何をした良いのか日々のゴールが見えない状態でした。
分からないことは質問できる環境はあるものの、明日何をすればよいのか分からない…というのは、不安に感じる方が多いのではないでしょうか。 また人によってはモチベーション低下にもつながってしまうかもしれません。
実際、私は自分の立ち上がり具合がオンスケなのか分からず「これで大丈夫か?」とモヤモヤしてました^^;
このままでは、次に入社するメンバーも自分と同じ気持ちに陥ってしまうのでは…?
何よりメンバーごとでインプット内容にばらつきが出てしまうのはチーム内で共通認識が持てずよくないのでは?と、オンボーディングをリスト化したい!と思いました。
実際やってみたこととしては大きく3つになります。
1:自分が受けたインプットの整理
まず、最初の1週間に自分が読んだ資料は何か、インプットしてもらった内容はどんなことだったかを整理しました。 それらをどの順番でインプットをしていったらプロダクトの理解が深まるかを考え組み立て行きました。
2:トレーナー側の準備内容整理
ここは既存のQAメンバーに自分を受け入れるにあたって準備したことをヒアリングしました。
入社前に揃えておくものと、入社後でないと対応ができないものがあるためそこの切り分けも合わせてメンバーと話し合いながら行っていきました。
3:全体スケジュール表の作成と担当割り振り
やったことの1つ目と2つ目の内容を日ごとの対応リストとしてまとめ、 既存メンバーに他にレクチャーしたいことが漏れていないかをチェックしてもらいました。
以下は内容の一部を抜粋したものになります。
そして喜ばしいことに、7月と9月に作成したオンボーディングリストを運用する機会がありました!
運用してみた所感としては、双方に良い効果を得られたと思っています。
■トレーナー側の効果
- インプットのばらつきを最小限にでき、教育の均一化がし易い
- 準備がどこまで進んで、何が終わっていないかが可視化できる
- 担当者の対応が難しい場合、分担の相談ができる
- トレーニー側がどこまで進んでいるかが見える
■トレーニー側の効果
- リスト化されていることによって終わった/終わってないが分かりやすく、進捗のイメージがつきやすい
- 達成感がある
- どの項目で詰まっているか、など相談する時にトレーナー側との認識のすり合わせがし易い
- やることが明確で精神的な安心感がある
とはいえ、まだリスト運用を始めて2回しか試せていないので、まだまだ改善の余地はある状態です。
受け入れから1か月経ったくらいにQA課メンバー全員で振り返りの場も設けて内容のブラッシュアップをしています。
また、今では入社される方が来る初日は出社できるメンバーでランチ会をしたり、朝会で自己紹介コーナーを設けたり双方のことを知るためのコミュニケーションの機会も増えました!
今後も入社される方が安心してユニファで立ち上がっていけるよう、整備していきたいと思います。
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