ユニファ開発者ブログ

ユニファ株式会社プロダクトデベロップメント本部メンバーによるブログです。

入社3ヵ月目で感じたギャップの振り返り

こんにちは、プロダクトマネージャーのサトウです。 早いもので入社して3ヶ月目、そんなタイミングだからこそ前職とのギャップを振り返った感想を残しておきたいと思います。ユニファに興味をお持ちの方の参考になれば幸いです!

この記事はUnifa Advent Calendar 2022の18日目の記事です。

adventar.org

本題の前に、私は教育事業を手広くおこなっている会社の情報システム部門で、自社で使うシステム開発やパッケージ導入、またサーバ/ネットワーク保守など長い間やっていました。 企業文化は古き良き?昭和人間も多く、当時社長がフロアに現れると全員で立ち上がって挨拶や、女性は制服があったり、役職者を呼ぶときには役職名をつけないと指導されていました(懐かしい)。 そんなお固いイメージの企業からの転職、最近のIT業界を知らない(世間知らず?)な私が感じた3ヵ月の色んなギャップとは・・・!?

【目次】

仕事初めのギャップ

入社して数か月、オンボーディングというものがあります。 ユニファで初めて耳にしたオンボーディング、効率的に組織に馴染めるよう組織の知識や行動を習得するためのプログラムのようです。 実はオンボーディングは入社前からツールを介して始まります。所属部門の先輩方からのWelcomeメッセージや、準備する提出物のタスク管理、またユニファをよく理解するための様々なコンテンツがまとまっています。 これらはユニファを事前に知ることができ距離感が近くなったことを覚えています(とても親切にしてくれたという印象)。

そうして、入社後は週次で所属組織の諸先輩方とのオンボーディング定例、またバディという専属の先輩(メンターのイメージ)と日ごろの様子を共有したりや相談ごとができます。 心理的障壁を下げてもらえるので気軽に自分のやっていることの共有や雑談、また知りたいことの質問や問題があれば皆さんの知識で課題解決を図ってくれます。 リモートワークが多いので客観的に考えると孤独なのですが、後述するSlackと合わせてこのようなコミュニケーションは大変ありがたかったです。

このように、会社や業務の基本的な知識であったり進め方などを無理なく理解して徐々に独り立ちしていけるというのはとてもよい手法なんだと思いました。 ちなみに前職ではオリエンテーションは2週間缶詰で自社のブランドを徹底的に理解するプログラムが組まれていましたが、オリエン後の配属先では仕事は体で覚えよう♪みたいな感じでした。

コミュニケーションのギャップ

この2ヶ月での個人的パラダイムシフトはSlack(スラック)によるコミュニケーションです。Slackはチームコミュニケーションツールというようですが要はチャットです。 前職はグループウェアとメールによるコミュニケーションが主だったためこの変化は劇的でした。

まず「お疲れ様です」や「よろしくお願い致します」がほぼに無くなりました。社会人の鉄板マナーを見かけなくなり、違う世界に来たと思うと同時にコミュニケーションが楽になったとも思いました。 また、基本的に書き込んだ内容はオープンチャンネルなので全社員や関係者は読むことができます。 使い始めのうちは「みんなに読まれる」という感情があってなんか恥ずかしいなぁという抵抗もあったのですが、あるときSlackは全社員の知識や経験の集合知であることに気づきました。 質問を書き込めば時にはこれまで話したこともない人から解決方法を提示してくれることもあり、問題解決のスピードが上がります。よって自身の生産性も向上し本来やるべき仕事に集中できます。

ただ直感的なツールですが、使えて当たり前なITリテラシーは要求されます。意思決定情報だったり依頼ごとなどごちゃまぜになるので将来その情報にたどり着けるような管理手段を持っておく必要がありそうです。

年齢層のギャップ

ユニファは保育・育児関連の社会課題解決を目指す“Childcare-Tech”領域のスタートアップです。 私のスタートアップのイメージは「若くて成長意欲があり、仕事のモチベーションがとても高い人ばかりがいる環境」でした。 そこそこな年の人間がそんな環境でやっていけるのか一抹の不安と共に入社しましたが、、大丈夫そうです。 もちろんユニファの目指すところは日ごろから共有され目線合わせされ、各々の役割を一生懸命こなしているのですが、大きくイメージと違ったのが年齢層でした。

ユニファのパーパス(存在意義)は「家族の幸せを生み出すあたらしい社会インフラを世界中で創り出す」というのは入社前後でもよく目にしますが、このパーパスに惹かれて入社する人は多いようで、私も入社の理由の一つはこのパーパスへの共感でした。 そうなると所帯を持たれた方も多く、そのため年齢層は高めで皆さん落ち着いているんだなと想像しています。ユニファでワークライフバランスの充実を図る勤怠ルールがあったり、男性の育児休業やら看護休暇など子育てにも寛容な会社だと感じています。

エンジニア部門 < ビジネス部門 の人数ギャップ

オリエンテーションの中で組織図をみて驚いたのが「エンジニア部門が少数」だったことです。 ユニファはルクミーというプロダクトを開発している企業なのにエンジニアが少ないというのはどういうことだろうとしばらく疑問に思っていました。 しばらく社内の様子を伺ってわかってきたのですが、人数の違いはルクミーをしっかり使ってもらうために導入後のフォローをしっかりやっている表れだったのです。

ビジネス部門には、営業さんやお問い合わせ対応のオペレーション部門の方々、また園の運用をよりよくするカスタマーサクセス部門の方が組織されてます。 システムは使われてなんぼ。当然使える機能を持ったプロダクトの開発も重要ですが、それを保育業界の方々が使えないと意味がありません。 さらに保育現場のICT化によって新しい景色(W杯?笑)を見ようとしているのならなおさらだな、と個人的に合点がいきました。

おわりに

IT業界ではないお堅い会社にいた人間でもギャップを感じつつも納得感を持ち組織に馴染みつつあります。 ただ、外部の良いところを取り入れるといったところは今しかできないことなので、今後はそのあたりも意識していきたいと思います。

そして、、「転職前後のギャップを振り返りブログに残すという体験をするとは夢にも思わなかった」です(もちろん良い意味で)。


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