ユニファ開発者ブログ

ユニファ株式会社プロダクトデベロップメント本部メンバーによるブログです。

2022年導入して良かった開発ツールベスト5

この投稿はUnifa Advent Calendar 2022の19日目の記事です。

こんにちは、プロダクトエンジニアリング部の伊東です。 今年もあっという間でした。 2022年もたくさん開発を頑張りました!

私は日々の開発の生産性を向上させるために使用しているツールを定期的に見直しています。

今回は、個人的に2022年に導入してよかった開発ツールベスト5を紹介したいと思います。 もし知らないツールがあったら導入してみてください。(主にCUI、TUIツールになります。)

ベスト5 「zコマンド」

cdコマンドの代替ツールです。 zのあとに一度移動したことがあるディレクトリ名を入力すると、パスを意識しなくても簡単にディレクトリに移動してくれます。 あのディレクトリの場所どこだっけとなっても、名前さえ覚えていればすぐ移動できて便利です。cdで移動しなくなりました。

# Documentsディレクトリに移動
$ z Documents

github.com

ベスト4 「lazydocker」

lazydockerは、ターミナル上でdockerに関する操作を実行可能なTUIツールです。

# 下記で起動
$ lazydocker

dockerはコマンドが長いのであまり覚えられないことが多いですが、これなら自分でも簡単に扱えて嬉しいです。 dockerに関する色々な情報(logや環境変数)も見れるので良いです。

lazydocker

github.com

ベスト3 「lazygit&delta」

私はgitの変更点差分は横並びのside by sideが好きです。 deltaは、綺麗に横並び差分を表示してくれます。(横並びだけじゃない) 下記のようにgit diffを表示できます。

delta

github.com

lazygitは、gitに関する操作が可能なTUIツールです。

# 下記で起動
$ lazygit

上記lazydockerと同様の作者のようなので操作性が似ています。 ファイルのstage追加やcommitは勿論、ブランチ切り替え、リバートなど視覚的に実行可能なので大変便利です。 deltaと組み合わせると下図のように横並びで差分を確認しながら直感的に操作ができるので重宝しています。

lazygit

github.com

ベスト2 「Alacritty」

Alacrittyはターミナルエミュレータです。 今までiTermを使っていましたが、今年になってAlacrittyが日本語のインライン入力が可能になっていて乗り換えてみました。 AlacrittyはRust製なのもありitermより高速に動く印象です。日々使うものなので早ければ早いほど良いと思います。 iTerm依存の機能を使っていない方ならおすすめです。

alacritty.org

ベスト1 「Neovimの設定とプラグイン見直し」

最後はNeovimの話になりますが、エディタの使い勝手は開発効率に直結するので重要だと考えます。 今まで設定をVim scriptで書いていましたが、全てLua言語で書き直しました。またプラグインもほぼLua製のものを使うようにしました。 下記記事によるとLua製の方が動作速度が早いという恩恵があるようです。

sr.ht

ここでは設定の詳細については触れませんが、私が使っているプラグイン等はかなり下記AstroNvimで使われているものと似ているので、下記を試しに触ってみることをおすすめします。 最近のNeoVimの進化がすごいので驚きます。

astronvim.github.io

参考までに現状の私のNeovimのスクリーンショットが下図です。 プラグインは全部で60くらいでした。言語の自動補完、ファイルツリーなどvscodeにも負けないエディタが設定出来ると思います。

NeoVim

まとめ

すでに使っているツールはありましたでしょうか。 これらツールのおかげで日々楽しく開発できているので開発者に感謝です。

来年もさらに良いツールが出てくることを楽しみにしながら、自身でもいづれ便利なツールを生み出してみたいと思います。


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