ユニファ開発者ブログ

ユニファ株式会社プロダクトデベロップメント本部メンバーによるブログです。

Dev Containers で Ruby や Python の実行環境をサクッと作れるようにしておく

みなさんこんにちは、ユニファの赤沼です。 この記事は Unifa Advent Calendar 2023 の10日目の記事です。

adventar.org

最近はポジション的にプロダクションのコードを書くことはほとんどなくなってしまいましたが、ChatGPTなどLLM界隈の動きもあって手元でコードを書いて試してみたいという機会が増えてきました。

Rubyのコードが動けばよいだけならローカルのターミナルで直接試すのでも良いんですが、端末固有の環境に影響を受けたり、ライブラリのバージョンの依存関係の問題などもあり、まっさらな環境を手軽に用意したいということで、最近(今更感もありますが) Dev Containers を使い始めたので Ruby や Python の実行環境の構築について書いてみたいと思います。

Dev Containers について詳しくはこちら。

code.visualstudio.com

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憧れの「AIと話す(映像つき)」をつくってみた(後編)

みなさんこんにちは。ユニファのエンジニアマネージャーをしています田渕です。

この記事はユニファAdvent Calendar 2023の9日目の記事です。

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さて、前回は「憧れの『AIと話す(映像つき)』をつくってみた(前編)」と言うことで、私のSF好きの由来と、Azureで「映像つきのAIと音声話せるサンプルのコードが公開されてるよ!」と言うところまでお話ししました。

tech.unifa-e.com

後半は、実際にそのコードを動かすまでの過程、およびその成果を書いていこうと思います。

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Slackの投稿にリアクションした人・してない人の一覧を取得するものをGASで作ってみた

この記事はユニファAdvent Calendar 2023の8日目の記事です。

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こんにちは。PdMのきそです。

みなさんはslackを使ってますか?

Slackを利用している中で例えばチームのメンバーに 『xxの資料をmm/ddまでに更新してください! 終わった人は「済」スタンプつけてください!』 といった依頼をすることってありますよね??

そして締め切りが近づいた時に、まだ「済」スタンプがついていない人=資料を更新していない人に対してリマインドを送りたい!そんなことってありますよね??

でも「済」スタンプにマウスオーバーして、誰が作業が終わっているかを確認し、それを元にまだ作業が終わっていない人を洗い出すなんてことは少々面倒ですし、できればやりたくありません。

ということで、今回はプロダクトマネジメントとは一切関係なく、slackの投稿にリアクションした人・してない人の一覧を取得するものをGASで作ったのでそれについて備忘も兼ねて書いてみようと思います。

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憧れの「AIと話す(映像つき)」をつくってみた(前編)

みなさんこんにちは。ユニファのエンジニアマネージャーをしている田渕です。

この記事はユニファAdvent Calendar 2023の7日目の記事です。

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今回は、ちょっと長くなるので前後編に分けることにしました。 タイトル通り、「AIと話す(映像付き)」をつくってみたお話しです。

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Ruby から Bedrock Claude 2 のAPI を使ってみる

みなさんこんにちは、ユニファの赤沼です。 この記事は Unifa Advent Calendar 2023 の6日目の記事です。

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生成AIといえば OpenAI や Microsoft が主流になっていますが、最近は AWS もかなり力を入れていて、AWS上でマネージドサービスとしてモデルを動かせる Bedrock も対応モデルが増えてきています。今回はその中でもトークンが最大200kまで拡大されるなど勢いを増してきているイメージのある Claude 2 を Ruby から利用してみます。

aws.amazon.com

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時短勤務PdMが、開発チームの時短化に向けてやっていること(仕様書編)

この記事はユニファAdvent Calendar 2023の5日目の記事です。

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はじめまして!1月からユニファのPdMをしております、水本と申します。7時間の時短勤務をさせていただいています。

最近は、2歳児界のアンセム「はたらくくるま」を子とともに練習中です。全3曲、計36台の車が次々出てくるのですが、どれが何番だかゴッチャになりながら楽しく歌っています。

さて、PdM(プロダクトマネージャー)の幅広い業務の中で大切にしていることはいろいろあるのですが、現在のルクミーのように「改善・修正したいことがまだまだたくさんある」フェーズにおいては、開発チームの進行スピードを重視したいと私は考えています。具体的には、「同じ工数で、できるだけ多くの問題を解消したい」という気持ちでやっています。

チームの時短化のためにやっている工夫を、今回は仕様書の面にフォーカスしてご紹介させていただきたいと思います。

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デモって本番で失敗するよね。という話。

こんにちは。12/1回に続いて登場の田渕です。

この記事はユニファAdvent Calendar 2023の4日目の記事です。

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皆様、体調はいかがでしょうか?現在ユニファの開発チームではインフルエンザが猛威を奮っております。 自宅勤務のメンバーも居て実際には顔を合わせていないにも関わらず、皆が同時期にインフルエンザに罹患する謎……。 ついにインフルエンザはネットワーク感染する進化を遂げたのではないかと密かに噂しています。

さて、そんな冬真っ只中の現在ですが、先日ユニファでは「保育をどうしよう未来会議 2023冬」を開催しました。

lookmee.jp

本日はその時に起こったトラブルと、その裏側をお話していきます。

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