ユニファ開発者ブログ

ユニファ株式会社プロダクトデベロップメント本部メンバーによるブログです。

ローカルLLM on Docker 初歩の初歩

みなさんこんにちは、ユニファの赤沼です。 この記事は Unifa Advent Calendar 2023 の24日目の記事です。

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最近 ChatGPT をはじめとした LLM をAPIで利用することは多い一方で、ローカル環境でモデルを動かしたことはなかったのですが、先日ブラックフライデーのセールでゲーミングPCが安くなっていて、 ただゲームやりたさに AI関連のことに使いたいなと思い Windows PC を買ったこともあり、何もわからないところから最低限ひとまずモデルを動かしてみました。

ローカルに直接各種ライブラリなどをインストールして環境を作るのは後々依存関係など面倒なので Docker で動かしたいと思い、手探りでいろんなサイトを拝見してやり方を調べましたが、 WSL2 の Ubuntu の上で環境を構築するケースが多そうだったものの、WindowsもローカルLLMも初心者なので、今回はまずはシンプルに Windows 上の Docker で動かす方法でやってみます。

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ChatGPTの魅力が何なのか知ろうとする旅

こんにちは。 ユニファで開発をしている安田です。 この記事は Unifa Advent Calendar 2023 の23日目の記事です。

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ChatGPTが2022年11月30日にOpenAIから発表され、2023年3月1日にChatGPTのapi提供開始の発表があり、最近ではGPT-4 Turboの部分的な公開もありました。

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デザイナーの私がChatGPTとGASとちょっとだけ仲良くなった話

ユニファでプロダクトデザインを担当しているようがいです。この記事は Unifa Advent Calendar 2023の22日目の記事です。 adventar.org

皆さんは「仕様で色が50個必要だから決めておいてね!」と言われた経験がありますか?……私はあります!!(笑)

50色と聞くと多く感じるかもしれませんが、72色の色鉛筆セットや100色の折り紙セットが販売されているように色は本当にたくさんあり(「白って200色あんねん」の名言もあるように…)、その中から50個ピックアップする方法も色々ありそうです。今回私はChatGPTとGoogle App Scriptを使った方法を試してみたのでご紹介します。

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日々で遭遇する心のハードルを乗り越える方法

日々で遭遇する心のハードルを乗り越える方法

こんにちは。ユニファでプロダクトマネジメント組織のマネージャーをしているやまぐち(@hiro93n)です。この記事はUnifa Advent Calendar 2023の21日目の記事です。

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今年学んで良かった技術は大型自動二輪免許でした。エンジンガードの取り付けや無くしたネジ(純正部品)の検索方法など、毎年バイクの知識が増えていきます。海外の屈強なおじさんの動画を見ながら駐輪場で3時間かけてカウルを外していると、子どもの頃になりたかったエンジニアになった感じがしてウキウキします。

さて、みなさんは日々の業務の中で心のハードルを感じることはありますか?自分はあります。やらなければいけないこと、一度はやろうと思ったものの「なぜこれをやることにしてしまったのか」と悩んでしまうことがある中で、それでも前に進もうとする時に工夫していることをご紹介します。

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Google Gemini の REST API を Ruby から使ってみる

みなさんこんにちは、ユニファの赤沼です。 この記事は Unifa Advent Calendar 2023 の20日目の記事です。

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先日 Google Gemini の API が公開されましたが、Ruby の SDK は公開されていないので Python のクライアントライブラリから触ってみた記事を Advent Calendar 17日目の記事で書きました。

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ユニファではサーバサイドの大半は Ruby で書いているということもあり、実際に本番でこういう使い方をするかはさておき、 Ruby で REST API を呼ぶ形で使ってみたのでその内容を書いてみます。

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Flutterでライブラリを作ってみた

この記事は Unifa Advent Calendar 2023 の19日目の記事です。

こんにちは、Androidエンジニアのジャズニーです。

世の中にあるほとんどのサービスがウェブの入力フォームを記入することで登録ができてしまうこんにち。 インターネットさえあれば、何時でも、何処でも登録や申し込みができてすごく便利ですが、外国人の僕からするとそうではない場合が多いです。

例えば、僕は苗字が二つに名前なので、氏名欄の入力可能文字数が20文字程度、スペースの使用禁止のフォームには毎回確認ボタン後に編集作業があります。 また、全角のみ受け付ける入力欄でアルファベットの名前を入力するのもちょっと手間なので、自動で全角に変換される入力欄がある場合は涙が出るほど嬉しいです。

これ以外にもまだいくつかあるのですが、リストアップするとキリがないのでこれくらいにしておきます。 最大入力可能文字数は自分ではどうしようもないので諦めたのですが、他の入力欄でもう少し楽に入力したり、自分が慣れている感じの入力欄に近づけることはできないかと考えていた時に、開発の勉強を始めた当初から頭の片隅で埋もれていたアイデアを思い出して自分に宣言。

「そうだ!ライブラリを作ろう!」
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RDSのWriteIOPS実験:インサート vs バルクインサート

この記事はユニファAdvent Calendar 2023の18日目の記事です。 adventar.org

こんにちは。 プロダクトエンジニアリング部の船曵です。 布団の中から出たくない季節になってきました。

起床時に暖かい毛布にくるまったまま子供に「おふとんから脱出しよう」とまったく説得力のない声かけをする日々が続いています。

RDSをモニタリングしていると直近のリリース後からWriteIOPSの増加傾向にあり、 バルクインサートで節約可能か簡単な実験を試みました。

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