ユニファ開発者ブログ

ユニファ株式会社プロダクトデベロップメント本部メンバーによるブログです。

2025-01-01から1年間の記事一覧

複数プロジェクト運用チームにおける効率的なコードレビューの仕組み作り

はじめに こんにちは。iOSエンジニアのキムです。私たちのチームでは複数のプロジェクトを並行開発しており、それぞれのプロジェクトに担当者が割り当てられています。この環境で効率的かつ高品質なコードレビューを実現するため、明確なルールとプロセスを…

ユニファはpmconf2025 東京のゴールドスポンサーとしてブース出展します

こんにちは。ユニファCPOのやまぐち(@hiro93n)です。 先日、機会をいただきpmconf大阪に当日スタッフとして参加しました(track Aの司会でした)。普段参加者側からしか見えないpmconfですが、通年でこのイベントを設計してきた方々の気配りや臨機応変さ、普…

進め!“Vibe Testing”計画! 〜AI開発推進部 QAの”初”挑戦〜

Onward! Project Vibe Testing! Inspired by "WYSIWID" paper and #VibeCoding concepts. A project to structure QA's "tacit knowledge" into "explicit knowledge" with AI. "Structure-Based Agentic Testing" 「どのテストから始めたらよいだろうか ー…

質問力はコミュ力だけじゃない——デザナレで得た気づきと、明日から使える「バフ」のヒント

ユニファでプロダクトデザインをしているなかとみです。 先日、vivivitさんのデザナレ「質問力——あいまいさをクリアにすることばの技術」に参加しました。 弊社CPOの山口も登壇した回で、個人的にもとても興味深いテーマでした。 デザナレのイベント詳細はこ…

保育の質を「測る」

はじめに こんにちは、AI開発推進部の島田です。 UnifaではIoTやAIを活用し、保育業務の負担を軽減することで保育者の時間と心のゆとりを確保し、保育の質を高めることを目指しています。さて、ここでふと立ち止まって考えてみるとそもそも「保育の質」とは…

開発効率アップの秘訣🔥 〜設計前にテストを考える〜

こんにちは!プロダクトマネージャーのさとうです。それにしても、今年は暑い夏から一気に冬がやってきましたね。秋はどこへ…というくらい季節の移り変わりが早くて、体調管理がむずかしい今日この頃。開発も同じで、段階を飛ばして慌てると後からしわ寄せが…

QAエンジニアがAIと試行錯誤!テスト品質を改善した『壁打ち活用ノウハウ』

こんにちは!ユニファでQAエンジニアをしているとりごえです。 これまでのQA経験を活かしつつ、担当プロダクトの業務理解を深めてきましたが、複数のプロダクトをQA1人で回す状況が多々あります。常にテストケースの品質維持と工数削減という複雑な課題に直…

小1の壁はいかほど? ―小学校と 保育園の平日比較

こんにちは。ユニファでPdMをしている武岡です。勤務して2年半年が経ちました。入社した頃は保育園に通っていた子供も無事に小学生になり、近所の公立小学校に通っています。 ユニファの開発チームはフルリモート勤務可能なので、平日にイベントや体調不良な…

誰のためのAIポリシー? ユニファAIポリシーの策定について

こんにちは。ユニファCPOのやまぐち(@hiro93n)です。 最近は保育AIの人として園・施設の先生方にお話する機会が増えており、登壇の引きとなる小ネタで頭を悩ましています。今回はユニファで10/30に制定したAIポリシーをどのような考えで立ち上げたかについて…

AIを使った開発効率化Tips

AIを使った開発効率化Tips この記事は人間が頑張って書いています こんにちは。プロダクトエンジニアリング部の伊東です。 ここ最近は、AIによる開発支援の進化が早いですね‍ 私は、業務でGitHub CopilotやClaude Codeを使わせてもらってます。 今回は、私が…

Cursor使ってみてます

こんにちは。ユニファで開発している安田です。今回の記事はここ数ヶ月Cursorを使用してみての経験や考えていることなどを秋も近づいているので、まとめてみようと思います。

Cursorを使用してタスク管理を試してみた話

AI

こんにちは、ユニファでEMをしているなかむらです。 早いもので入社して9ヶ月が経ちました。 EMとして複数のプロダクトを担当していると、日々発生するタスクの管理に課題を感じることが多々あります。 議事録を作成する際、決定事項を別のツールに手動で転…

不具合を成長の糧に!不具合分析でプロダクト品質を磨く~導入編~

こんにちは、QAエンジニアのえりです。 今回は、QA課で取り組んでいる不具合分析の導入についてお話ししたいと思います! 不具合分析を始めたきっかけ ソフトウェア開発において規模が大きければ大きいほど、テストフェーズで不具合が発見されることは避け…

新型午睡センサーの出荷検査の方法を改善したお話

こんにちは。QAエンジニアの大橋です。 ユニファはこれまで、保育現場の安心・安全を支えるIoTデバイスとして「午睡センサー」を提供してきており、新型機は2025年6月から運用を開始しております。過去の記事で開発について午睡センサー開発記を公開しており…

ユニファ初!!Kaigi on Rails 2025 にて託児サービスを提供します!

みなさん、こんにちは。 VPoE の柿本です。 ユニファは、2025 年 9 月 26 日(金)、27 日(土)に開催される Kaigi on Rails 2025 に託児スポンサーとして協賛します! 昨年の Kaigi on Rails 含めて、これまでも複数のイベントでスポンサーをさせていただ…

Cursorを使ってソースコードを読んでみた話

AI QA

皆さんこんにちは。 UnifaでQAエンジニアとして従事している中村と申します。最近、Cursorというツールに触る機会がありました。CursorはAIエディタと呼ばれるコードエディタの一種で、今回はそのCursorを使って自社プロダクトのソースコードを読んでみた時…

ユニファが「日本スタートアップ大賞2025」にて「審査委員会特別賞」を受賞しました!

こんにちは。 AI開発推進部の田渕です。 本日は、先日弊社が受賞した「日本スタートアップ大賞2025 審査員会特別賞」に絡めて、ユニファのお話を少ししていこうと思います。 unifa-e.com

Amazon GuardDuty のアラートを日本語に翻訳して Slack に通知する

こんにちは、SRE の松田です。 本記事では、Amazon GuardDuty の脅威検出結果を Bedrock で翻訳・分析し、日本語で具体的な対応手順を含む通知を Slack に送信する方法をご紹介します。 構成 当初は Step Functions → SNS → AWS Chatbot → Slack の構成を検…

マネージャーになって最初に捨てた「ある考え」

こんにちは、ユニファでプロダクトマネージャーをしている、たしろです。 ユニファのプロダクトマネージャー組織はPdM一課とPdM二課の2つの課に分かれています。 7月から有難いことに課のマネージャー職に付かせていただきました。 「信頼されるマネージャー…

「具体と抽象」を通して振り返るWACATE参加よもやま話

こんにちは!QAエンジニアのはなみです。 今回は参加したワークショップ「WACATE」で紹介された本を通して、ワークショップで感じていたあれこれを咀嚼しなおしてみる記事になります。 WACATEとは Workshop for Accelerating CApable Testing Engineers:内…

サーバーサイドエンジニアがユニファに入社してからの3ヶ月

こんにちは!2025年5月にユニファへ入社したサーバーサイドエンジニアの鶴ケ野です。 写真関連の機能を扱うプロダクト、「フォト」をメインに担当しています。 地方に住んでおり、フルリモート勤務という形で日々業務に取り組んでいます。 この記事では、フ…

Serverless Framework から CloudFormation(SAM) に移行する

こんにちは、SRE の中村です。 弊社では Lambda とその周辺リソースは基本的には Serverless Framework で管理してきましたが、V3 がサポートされなくなること、V4 からは有償化されることをきっかけに、CloudFormation(SAM)に移行することになりました。 Se…

Ruby 3.3 で YJIT 有効化しました!

こんにちは、サーバーサイドエンジニアの横山です。 前回はRuby / Rails バージョンアップ に関する記事を書きましたが、今回はバージョンアップリリース後に行った YJIT 有効化 に関してまとめさせていただきます! tech.unifa-e.com

A quick look on Hotwire Stimulus integrated in Rails

By Harvey Ico, server-side engineer from Unifa So as I was installing new rails app, I noticed that the default javascript library installed now was Stimulus from Hotwire. I find it really good since your javascript now runs only when the …

A Small Dive into Next.js: Modal, DB, and First Impressions

By Peter, backend engineer at Unifa. As someone who mainly works with Ruby on Rails and Vue.js in my day-to-day projects, I always enjoy exploring new frontend technologies in my spare time. Recently, I decided to give Next.js a try — not …

記事ページのテンプレート設計で大事にした“更新のしやすさ”と“読みやすさ”

保育AI事業に注力しているユニファでは、今後AI関連の記事を多数公開していく予定です。 それに先立ち、これから増えていく記事を見やすく・更新しやすく届けられるよう、新たに記事ページ用のテンプレートを設計しました。 今回は、その設計のポイントにつ…

Xcode26からのUIテストの改善 - WWDC25新情報

端的にいうと Apple謹製のUI操作記録が25年秋登場、UIテストの機運が高まります。 1) WWDC25 WWDC25が6月10日(日本時間)から5日にわたって開催されました。昨年WWDC24ではApple Intelligenceを銘打ってコンシューマーに向けに機械学習モデルをアピールするも…

乳幼児の安心を支える挑戦:PMが挑んだ新型午睡センサー開発記

乳幼児の安心を支える挑戦:PMが挑んだ新型午睡センサー開発記 こんにちは。ユニファでプロダクトマネージャーをしております、かじわらです。ユニファはこれまで、保育現場の安心・安全を支えるIoTデバイスとして「午睡センサー」を提供してきました。午睡…

なぜユニファではエンジニア以外にも AI コードエディタを配るのか?

こんにちは。ユニファの VPoE をしております、柿本です。 皆さんは開発に AI コードエディタを活用していますか? 先日は Cursor 1.0 がリリースされ、その少し前に GitHub Copilot の Agent モードが GA するなど、毎月のようにワクワクが飛び出してきます…

LangfuseでマルチモーダルLLMアプリのトレーシングを行う際に工夫したこと

こんにちは。R&Dを担当している浅野です。 ユニファではマルチモーダルLLMを活用したアプリ開発を積極的に行っています。LLMを一度callして終わりではなく、複数のステップを直列や並列で組み合わせて処理を行う場合や、LLMに処理ステップから考えさせる場合…