この記事は、ユニファAdvent Calendar 2024の7日目の記事です。 adventar.org
こんにちは!ユニファでプロダクトマネージャーをしているさいとうです。 入社早々にアドベントカレンダー企画が立ち上がったので、ユニファでのドメイン理解について今の新鮮な感覚をアウトプットしたいと思います。
プロダクトマネージャーとして働く人にとってユーザーそしてドメインの理解は大切な要素です。特に業界特化したバーティカルSaaSのようなプロダクトでは自分自身がユーザー(当事者)になれる機会を持ちにくいため、ドメイン理解の難易度が高いと言われています。 ドメイン理解のためにユーザーに会うことは重要ですが、必ずしも多くのユーザーと接点を持てるわけではありません。
ユーザーと会えないときのドメイン理解
ユニファで保育業界のドメイン理解を助けてくれるのが「保育をどうしよう未来会議」です。ユニファでは商品企画部の方々が保育関係者向けのセミナーを主催されており、それらの動画は社員も視聴できるよう展開されています。
私はこれまでプロダクト企業が主催するセミナーといえば自社製品の活用事例紹介のようなイメージでしたが、未来会議はもっと保育業界に踏み込んだ企画・内容で、これを一企業が実現できるってすごいことなんじゃないか?と初見でとても驚きました。
保育をどうしよう未来会議(無料オンライン研修)2024年秋冬|ルクミー - 保育ICTサービス
先日は「AI時代をどう捉えるか~AIにできること、先生にしかできないこと~」というテーマで開催されました。
保育現場でAIを活用することについて、時代の変化とともに感じること、保育の考え方の変化、AIが得意なこと・人間の方が得意なことなど、話題は多岐に渡りました。素直に面白かったですし、「AIが保育士の仕事を奪うのではなくAIと上手に共存し、保育の仕事がレベルアップしていくのではないか」という考察には頷くばかりでした。
AsIsとToBeをバランス良く行き来する
さて、プロダクトマネージャーが日々の業務で直面するのは、ユーザーがプロダクトを活用する上でのAsIsの話題が中心です。一方、セミナーではユーザー業界のオピニオンリーダーである研究者や園長先生が語る何を目指しどうなっていきたいのかToBeの話が主役です。
入社したてのオンボーディングフェーズから、顧客やプロダクトのAsIsのキャッチアップと並行してセミナーを通じたToBeのインプットを受け取り、具体と抽象を行き来しながらドメイン理解を深めていける環境はなかなかないですし、貴重な体験だなと感じています。
ソフトウェア開発でよく言われる「巨人の肩に乗る」というメタファーのごとく、社内の様々な立場の方々のアウトプットを吸収しながらプロダクト開発に活かしていきたいと思います。
ユニファの開発チームでのプロダクト開発にご興味を持って頂けましたら、ぜひ募集要項をご覧ください! jobs.unifa-e.com