ユニファ開発者ブログ

ユニファ株式会社プロダクトデベロップメント本部メンバーによるブログです。

VScode拡張のGenie AIを活用して学習のハードルを下げ、少ない余力で学習を継続できるようにする

こんにちは。プロダクトエンジニアリング部の船曵です。

日々の生活はやることがもりだくさんですよね。 私は子供の寝かしつけが終わると完全に電池切れになってしまいます。 このため、学習したい気持ちはあれど余力はなく、なかなか勉強に取り組むことができない、、、ということに悩んでいます。

そんな自分の気持ちに応えて、少ない余力でも学習を進められるように、今回はVScode拡張のGenie AIを活用して、 学習のハードルを下げる方法を試してみました。

今回の学習の対象は、Railsの仕組みを理解を進めるため、Railsのコアを読み進めることです。 興味があるといえどなかなか自力で読み進めるのが大変なので、これをGenie AIに助けてもらおうと思います。

Genie AI

VScode上でChatAPIを使用することができる拡張機能です。 以下のURLからダウンロードすることができます。

marketplace.visualstudio.com

APIキーが対応していればGPT-4で動作させることも可能です。

Genie AIの特徴

Genie AIは

  1. 説明してくれる
  2. リファクタリングしてくれる
  3. レビューしてくれる
  4. テスト作成してくれる

など、コーディング時に便利なプロンプトが予め準備されています。 もちろん実際に自分の書いたコードについてのサポートが本旨だと思うのですが、この機能を使うことで、なかなか読み進めにくいコードリーディングを助けてもらう、というのが今回の学習の方法となります。 ブラウザ版でもできることではあるのですが、コードを選択して右クリックでやってほしいことを選ぶと実行してくれるので、いちいちソースコードをコピペする必要がないのでとても便利です。

個人的に私が特に重宝しているのはコードを説明してくれる部分です。 自分でコードを読み進める際に、必要な情報や基礎知識を自力で調べることに時間がかかってしまい、大体その途中でモチベーションが下がってしまいます。知らないモジュール名が押し寄せてくるので、どんどん追いかけてようにも、知らないものをひたすら追いかけるは疲れます。そこでGenie AIを利用して選択した部分のコード概要をサクッと教えてもらうようにしました。

VScode上でRailsのDirtyについて説明してもらっているところ

ただひたすらにソースを追いかけるよりも概要を掴んだ状態の方がコードの追跡も断然楽になります。 さらに、選択したコードに対してレビューをしてもらったり、テストを作成してもらったりすることもできるので、様々な視点からコードを読み解くことができるため、より深い理解を促すことができます。

まとめ

学習のモチベーションを維持するのはなかなか大変なので、とにかくハードルを下げることによって、やれる! と思えるようにする環境を作るのはとても大切です。 今回の方法で、やる気が限りなくゼロに近い状態でもVScodeを開く気力さえあればいける、と個人的には感じられるようになりました。 もしソースコードの読解にハードルを感じている場合は、導入してみると楽しく進められるようになるかもしれません。


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