ユニファ開発者ブログ

ユニファ株式会社システム開発部メンバーによるブログです。

スマホで写真を撮るということ

デザインチームの三好です。

世間はコロナショックで大変なことになっていますが、その他にも政治界隈では森友問題や検事長定年延長問題などでこの国の闇が浮き彫りになってきましたね。 私たち一般市民に出来る唯一の術、手洗いうがいの実行と選挙は必ず行きましょう。

はい。 では今回はデザインではなくて写真のことを書きます。

日常写真をカメラを使わずにスマホでいい感じに撮ってみよう

普段ライフワークで一眼レフを使って写真を撮る私からすると複雑な気持ちではありますが、自分の家族の写真をなんとなくいい雰囲気で撮りたいくらいのことであればおそらくスマホで事足ります。

もちろんいくらスマホが進歩したとはいえ現状はまだ一眼レフカメラでしか撮れない類のものはあります。当然商業用写真は撮れませんし、写真展でも開きたいのであれば話は別です。

厳密に言えばスマホで家族写真を撮るにしても得意不得意はありますので、普段私がスマホで撮影している公園での子供の写真を事例にしてその辺りの説明と簡単なコツを共有しようと思います。

暖かい季節のうちに安心して公園へ足を運べる日が来ることを願いつつ。

f:id:unifa_tech:20200327231554j:plainf:id:unifa_tech:20200329205523j:plainf:id:unifa_tech:20200327231632j:plainf:id:unifa_tech:20200327231657j:plain

メリットとデメリット

スマホカメラの最も優れている点は機動性です。 ほとんどの人が常に携帯していて電源のついている状態かと思います。撮りたいと思った瞬間にすぐ取り出せるというのはシャッターチャンスを逃しにくいという大きな利点になります。

もう1つは普段から見慣れていて威圧感を与えないコンパクトサイズのスマホは、被写体が構えない、警戒心を抱きにくいので自然な表情を撮りやすいということもあります。

デメリットとしてはブレやすい、つまり速く動くものに弱いということです。 例えば運動会などで走っているところを撮ろうするのは中々難しいと思います。2歳児くらいまでのスピード感であればギリ捉えられますが。

もう1点はセンサーサイズが小さいため暗所に弱いです。光量の少ない場所では使い物になりません。 ズーム操作もやめましょう。スマホのズームは“画像を切り取って大きく見せる”だけの機能です。つまり一気に画質が粗くなるので、アップで撮りたい場合は可能な限り自分の足で距離を詰めましょう。

撮り方

基本的にはスマホと被写体を水平にして撮りましょう。特に子供を撮る場合は身長差でスマホが見下ろす角度(ハイアングル)になりやすいですが、そうなると被写体の体に歪みが生じます。 あえて意図的にハイアングルやローアングルにする場合もありますし時と場合にもよりますが、基本は水平に撮ると覚えておいて間違いないかと思います。

次にこれはスマホに限ったことではないですが、大事なのはカメラの性能ではなく、光と構図です。 高性能のカメラを持つ人が良い写真を撮るわけではありません。

これは好みもあるかと思いますが、やりがちなのは被写体を正面から画面いっぱいにどーんと撮ることです。もちろんそれが間違っているわけではないですし、愛情ゆえに気持ちが全面に出るのもわかりますが、それだと毎回同じような写真ばかりがスマホに蓄積されていきます。 引きの写真が撮れるようになるとメリハリがついてきますし、記録の世界も広がります。

光について

光については先ほども話しましたがスマホは暗所に弱いので、光量の多い晴れた日のほうが比較的綺麗に撮りやすいと思います。

光はとても繊細です。 同じ場所から撮影してもミリ単位で角度をずらすだけで写り方はまるで変わってきます。 同じ被写体を撮る場合でもなるべくスマホの角度を変えてみたり、自分の体をずらしてみたりしながら微妙な変化をつけて何枚か撮ってみましょう。

また屋内での撮影は自然光がたくさん入る場所がベストです。その際可能であれば部屋の電気は消しましょう。自然光と人口光が混ざる(ミックス光という)と色の濁る現象が起きます。 家の光だけで撮る場合は暖色系よりも白系の蛍光灯のほうが人の肌は綺麗に写ります。

構図について

構図ですが、これもよくあるものとして被写体を常に真ん中で捉えてしまうこと(日の丸構図)です。 もちろんそれが間違いではありません。例えば商業写真(ルクミーカメラマンなどの保育園、学校写真やブライダルなど)は主役を際立たせるという目的がはっきり決まっているので、それを強調する意味でこの手法は正しいかもしれませんが、これを写真の全てだと決めつけてしまうのは危険です。 面白い写真を撮るには既存の常識や思い込みからどれだけ離れることができるかが重要です。

フィルター加工

f:id:unifa_tech:20200327231824j:plainf:id:unifa_tech:20200327231835j:plainf:id:unifa_tech:20200327231849j:plainf:id:unifa_tech:20200327231859j:plain

スマホカメラ最大の魅力はフィルター加工がボタン1つで簡単にできることです。 個人的には加工をしすぎると写真というよりはアニメCGのようになってしまい繊細なディテールが失われてしまうのでお勧めしません。(しかし今は世界的にバキバキに加工された写真が流行している…)

モノクロ加工は極端に切り取る風景が様変わりするので新鮮です。またモノクロで撮影すると色情報が無くなるため、感情が強調され被写体との結びつきをより強く感じることができます。 と、実際は途方もなく奥深く複雑な世界ですが、今回はスマホでいい感じに撮るという話なので最も手っ取り早く雰囲気を出すには良い方法です。

最後に

写真に正解はなく、無限に自由です。 なのでここに書いたことはあくまで個人の見解に過ぎないことをご理解ください。

また私の持っているスマホはiPhone 5sという古い型なので、最新のスマホであれば更に性能が上がってるでしょうからここに書いたデメリットの部分もいくらか改善されているかもしれませんね。

スタジオなどで着飾って撮ってもらう非現実的な写真も良いですが、ありふれた日常を意識的に形に残すことも大切です。 そしてそれを最も自然に残すことができるのは家族だけです。その点はプロカメラマンでさえ敵いません。

せっかく高性能なスマホカメラが身近にあって誰でも気軽に楽しめる時代ですから、写真で表現することを少し意識してみても面白いかと思います。