はじめまして、ユニファ株式会社のスマートフォンエンジニアのまさと申します。 2020年からプログラミング教育が必修となります。 でもいまいち「何から始めていいかわからない。」「私算数苦手だったし。」 「スクールに通わせるにもお金がかかるし。」と悩むこともあるかと思います。 そんな時に、お家で簡単に子供と一緒に始められるプログラミングツールをご紹介します。
今回は本当に初めてのお子様にも親しみやすいブロックをつなぐような入門環境のみご紹介します。
ゲーム好きのお子様におすすめ
Scratch Jr(無料) 5歳〜7歳
この後紹介する、Scratchがまだ難しい子供にもっと身近にプログラミングをとKickstarterによって開発されたアプリです。 iPadやAndroidタブレットにて使用できます。 さまざまな画像や、背景、音楽が用意されていて、ブロックをつなげていくだけでキャラクターの動く物語が作れます。入門としては最適です。
プログラミン(無料) 6歳〜
文部科学省がプログラミングをもっと身近に感じてもらうべく開発されたプログラミング学習環境です。 Webアプリであるため、ブラウザさえあれば始められます。 Scratch Jrのようにブロックをつないで、もう少し難しい「もし〜の時はこうする」 というような条件分岐を含むプログラミングができるため、簡単なゲームも作れます。
スクラッチ(無料) 8歳〜
Scratch - Imagine, Program, Share
米国マサチューセッツ工科大学のMITメディアラボが開発したプログラミング学習環境です こちらもWebアプリであるため、ブラウザさえあれば始められます。 プログラミンではできなかった変数や乱数をつかった本格的なプログラミングが可能です。 NHKの教育番組「Why!? プログラミング」でも有名ですね。
ロボットやラジコン好きのお子様におすすめ
little bits(1万数千円〜)5歳〜
ちょっとプログラミングと呼ぶまではいかないかもしれませんが、ブロックを繋げることで電子工作を楽しむことができます。 少々値段がはりますが、お子様と一緒にできる難易度の低さが魅力です。 簡単に明るさセンサーで暗いときに自動点灯する懐中電灯や、動く車などを作成できます。
chibi bits(4,000円程) 6歳〜
chibi:bitは、BBC(英国放送協会)が主体となって作っている教育向けマイコンボードBBC micro:bitの互換機です。 Webにて開発が可能ので、ブロックを繋げるだけで、5x5のLEDの好きなところをON,OFFしたり、文字を表示したり、音楽を奏でることも可能です(別途100円ショップなどに売っているスピーカーが必要)。 使い方も簡単。chibi bitsをusbケーブルでつなぎ、PCに認識させます。 web上でブロックをつなげて開発したら、ダウンロードボタンを押して、ファイルを保存します。 そのファイルを認識させたchibi:bitに、ドラッグアンドドロップするだけです。
まとめ
とくにプログラムをしたことのない親御さんも、触ってみるとこうやってするのかと、コツをつかめてきます。 週末にお子様と初めてのプログラミングにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。