こんにちは、ビールが大好きなQAの鶴岡です。
先日、あの有名なJaSSTで登壇してきました!
JaSSTとは
Japan Symposium on Software Testingの略で、「ジャスト」と読みます。
2003年から開催されている国内最大のソフトウェアテストシンポジウムで日本各地で開催されています。
詳細はこちらからどうぞ。
JaSSTソフトウェアテストシンポジウム-JaSSTについて
2日間に渡って開催されたJaSST、その2日目のセッションで登壇させていただきました。
セッションの話
Web.JaSST ~ Web Service QA Meeting in JaSST ~というセッションに参加させていただきました。
これはWebサービスに関わるQA担当者の勉強会Web Service QA MeetingをJaSSTでやろうというものでした。
~ Web Service QA Meeting のコンセプト ~
ウェブサービスの開発現場では、スピードとクオリティの両立が求められます。 組み込み開発やエンタープライズシステム開発などのドメインに比べて歴史は浅いですが、その分、QA担当者は現場で高い技術と柔軟性を求められます。 「Web Service QA Meeting」 では、発表を通して知見をぶつけ合い、シナジーを起こすことで現場の技術向上のヒントを生み出すことを目的としています。
セッション会場の様子
登壇内容について
スライドがこちら。 speakerdeck.com
弊社QAの仕様改善についての動き方は特徴があるのでそこのお話をさせていただきました。
ユーザビリティを重視した仕様チェックを1周目の開発プロセス上で最低3回行っていますという話です。
詳細はスライドを見ていただくとして、
このプロセスが成り立っている理由のひとつとしては、エンジニアとQAとの信頼関係が強いからだと思っています。
載せきれなかった小話
QAが上流工程から参加する上でのエンジニアのメリット(実際に聞いてきました)
- エンジニアだけだと作りやすさで考えがち、QA視点があると◎。
- QAはほとんどの案件、機能を見ているので対応漏れがないかチェックできる。
- 基本設計時に考えた仕様で、不安な部分の相談が気軽にできる。悩む時間が減る。
- QAに渡す時に仕様説明をしなくていいから楽。
- サポートとの間に入って調整してもらえる。
→全体的に安心感がある。というお話でした。嬉しかったです。聞いてよかった。
私はエンジニアが実装に集中できるように動くことも仕事の一つだ思っています。
それもエンジニアと良い信頼関係を築けている理由かもしれません。
登壇してみて思ったこと
大勢の人の前で話すということが初めてでした。
初舞台があのJaSST!ということで緊張しましたが、本当に光栄な話で、やってよかったと思っています。
登壇後、内容について質問をいただいたり色々な方とお話しすることができてとても刺激的な2日間でした。
あと資料作るのはいいですね!
というのも、自分がやってることの整理ができるので今後の課題だったり自分が向かいたい方向を改めて確認することができたなと。
普段無意識でやってることの理由付けというか、 あー結局ユーザーに気持ちよく使ってもらいたいんだなと改めて思いました。
スライドの「QAがやりたいこと」にもありますが、
私がQAするシステムを使うことで、ユーザーが何かを得てくれるとか、ユーザーが幸せになってほしいとかなんだなと。
そんな感じでこれからもQAの枠にはあまり捕らわれず、ユーザビリティ向上のために活動していこうと思いました。
(終わったあとのビールはとても美味しかったです。)
最後まで読んでいただきありがとうございました!