今回はユニファ株式会社デザイン部の森田がお送りいたします。 デザイナーについての記事ですが、デザイナーがいる組織で活躍されているエンジニアの方にも読んでいただけると嬉しいです。
インハウスデザイナーってなに？
まずはインハウスデザイナーってなにそれおいしいの、っていう方向けに書きます。 もう知ってるよ、っていう方はサラッと読み飛ばしちゃってください。
デザイナーの働き方を大きく分けると
・制作会社などで、他社（クライアント）のデザイン業務を行う『受託デザイナー』
・事業会社で、主に自社に関わるデザイン業務を行う『インハウスデザイナー』
になると思います。
私自身、制作会社での勤務経験後、事業会社で勤務していることからの体験則ですが、制作会社で経験を積んだ方が事業会社で勤務されているのが多いと思います。
これは事業会社でデザイナーを雇う場合、未経験者やデザイン経験の浅い方が採用される確率が低いためだと思います。
中には人件費や採用コストの観点、もしくは業務内容によって高度な技術を必要としない場合、未経験や経験の浅いデザイナーが採用されることもあると思います。
受託のデザイナーを経験すると、難度の高い要求・要望を満たすデザインスキルが磨かれると感じており、その経験が成長の糧となり、 インハウスデザイナーは事業規模や組織体制にもよりますが、デザイン以外の幅広い経験が積めたり、事業の成長が自身の成長につながっていたりするでしょう。
次の項目からは『インハウスデザイナー』の働き方について書いていきます。
インハウスデザイナーの心構え
私は現在デザイン部のマネージャーという立場でインハウスデザイナーのメンバーとお仕事しております。
インハウスデザイナーとして働くというところで大事にしていただきたいポイントは
「自分自身の成長と事業の成長とつなげる」ということです。
いくら高いデザインスキルを持っていても、働いている会社で使わない技術であれば意味がありません。
インハウスデザイナーの魅力は「デザインを育てていける」ことだと思います。
会社のどのようなステージからジョインしていくのかは皆様それぞれですが、「成長させる余地がある」事業にデザイナーが必要だと思います。
その事業成長に必要なデザインを行っていくのが『インハウスデザイナー』の役割と言えるでしょう。
また、インハウスデザイナーの成長は「時間をかけて事業に携わる」ことで磨かれていくことになり、事業へのコミットや理解度というものもある一定必要になってくると思います。
インハウスデザイナーのキャリアパス
ここは今回のブログで書ききれないかもしれないので今後もう少し詳しく書くかもしれませんが、ひとつはデザインをマネジメントしていく立場になること、もうひとつは専門性の高い分野を突き詰める、というのがあると思います。
先の話は誰にもわかりませんし、自分自身で見ている未来もあると思います。
インハウスデザイナーとしてのキャリアを選択したのであれば、その成長した先にあるものを共有して実現に近づけていくことオススメしたいです。
どうやったらインハウスデザイナーになれるの？
インハウスデザイナーになるためにはデザイナーとして事業会社に採用されればその時点でなれています。
なので求人などでデザイナー募集が出ている会社に応募することが第一歩になると思います。
採用基準は会社ごとに異なっているので《弊社（ユニファ）の場合》について書かせていただきます。
まず見させていただくポイントとして、どのようなデザイン制作に関わってきたかという「ポートフォリオ」です。
ご提出いただいたポートフォリオは全て見させていただいてますが、
・一番直近の制作物
・どのように関わっていたか（チームなのか個人なのか）
この辺がわかるようになっていると嬉しく思っています。
あとはご自身のデザインスキルだけではなく、事業の成長にもコミットしていただける方と一緒に働きたいと思っています。
私たちの事業はまだまだ成長余地があってデザインの力を必要としています。
今の事業課題や目指している方向を共有して、その解決法を脳みそフル回転で導き出す、というチームが理想的です。
最後になりますが、《弊社（ユニファ）》では採用を行っております。
デザイン制作に直接関わる、デザイナーやディレクター、
インハウスデザイナーがいる環境で開発実装に携わっていただけるエンジニアやプロダクトマネージャー、
複数のポジションで増員を予定しております。
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