ユニファ開発者ブログ

ユニファ株式会社プロダクトデベロップメント本部メンバーによるブログです。

Claude V2を使ってみた!

こんにちは。ユニファで開発エンジニアのマネージャーをしている田渕です。 今年はなんだか、とても変な気候ですね。ついこの間まで25度あったかと思ったら、一気に寒くなったり。 なかなか調整が難しい昨今ですが、皆様くれぐれもお身体にはお気をつけください。

そろそろ年末の足音も聞こえ始めている昨今ですが、今年と言えば私としては「LLM!!!」と言うイメージでして。 そんなLLMの一つ、Claude V2を社内で使い始めましたので、ご紹介いたします。

ユニファのLLMへの取り組み

さてブログを書こう、となってから、今年、この開発者ブログで書かれたAI関連の記事を色々と振り返ってみました。 なんと言っても、その技術革新の速さには驚かされる(というか若干ひく。)勢いがありまして、過去記事を読んでいると「そうか、この当時はまだこんな感じだったんだっけ。」と懐かしくなることも。 そんなに昔のことではないんですけどね。

ユニファでは春先より、社内での各種LLMの活用に取り組んできました。 その初期の頃の記事が、こちらの内容です。

tech.unifa-e.com

この当時も、Slackのbotとして「Claude」を活用しており、社内でも大変評価が高かったのでその後を楽しみにしていました。

その後、社内用にChat UI画面(GPT-3.5, GPT-4)を立ち上げ、日常的にLLMを業務利用出来るように環境の整備を進めてきました。

ついに登場!AWS BedrockとClaude V2

ClaudeとGPTの絵をDALL・E3に書いてもらった
Claudeの本サイトでも申し込みはしていたのですが、なかなか使えるようにはなりませんでした。 そんな折、AWS でBedrockが運用開始となり、そこにClaude V2もあると言うことで、喜び勇んで使い始めました。

当初はAWS SDKでBedrock対応がPythonのみだと思っていましたが、その後、各所にお伺いするとRubyもJava Script(Node.js)も既にBedrock対応済みとのこと。 SDKの最新版はver 3.0なので、色々なドキュメントを参考にしつつ、社内Chat UIに追加してみることにしました。

参考にしたのは、この辺りです。

AWS SDK for JavaScript v3

実際に使ってみた。

今回もブログを書くにあたり、Claude V2先生にお伺いを立ててみました。

Claude V2からのご指導

なるほど。確かに!と頷く内容ばかり。 まだ使い始めたばかりなので社内利用者の皆さんの声は伺えておりませんが、個人的な感想としては「倫理観高め」「割と保守的」なお返事を返してくれるイメージです。(※あくまで個人の感想です。)

このブログも、実は全文投げて、誤字脱字などをチェックしてもらっています。

Claude V2によるレビューの結果
ちゃんとご指摘いただいた内容を修正しました!

あとがき

と言うことで、今回は社内Chat UIにClaude V2を追加して、使い始めたという内容をお届けしました。 様々なLLMの登場や機能拡張の情報がほぼ毎日やってくる状況で、追いかけるのも大変ですが、今後も色々と模索していきたいと思います。

ユニファでは、一緒に模索してくれる仲間を募集中です! ご興味のある方は、ぜひご応募ください。

unifa-e.com