ユニファ開発者ブログ

ユニファ株式会社プロダクトデベロップメント本部メンバーによるブログです。

リモートワークを支えるユニファの取り組み

こんにちは。2023年3月にPdMとして入社した武岡です。

今回はリモートワークでの開発体制を継続しているユニファの取り組みを、入社3か月目の目線でいくつかご紹介できればと思います。

リモートワークのデメリットを捉えなおす

新型コロナウイルス感染症が五類に移行するに伴ってリモートワーク・テレワークを解除する企業も増えていますが、ユニファではほとんどリモートワークに関する方針が変わりませんでした。

プロダクト開発を担当しているプロダクトディベロップメント本部でも、必要に応じて出社しながら、ほとんどのメンバーがリモートワークを選択しています。

通勤が不要になったり、衣食住の自由度が高かったりと、リモートワークは快適ですね。

▼採用情報でもPdM、Eng、QA、Designerは原則リモートワークで募集中です。

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一方でリモートワークにおいてはコミュニケーション面で下記のようなデメリットがよく挙げられます。

  • 相談・報告の頻度や速度が下がる、気軽に相談しづらい

  • タスクの進捗状況、チーム内の状況を把握しづらい

  • 業務で直接関わりがないメンバーとの接点が広がりづらい

  • 会社や所属チームメンバーとの理念・目的の共有がしづらい

個人の推測ですが、これらのデメリットをユニファでは「リモートワーク特有の問題」ではなく「コミュニケーション不足ならどこでも起こりうる問題」として捉えているように思います。

国内でも営業拠点が複数に分かれており、オフィス1か所への出社や対面コミュニケーションを前提としていないという事情もありますが、コミュニケーションの問題を解決すればメリットも全体に及ぶので本質的で大変良いなと思っています。

ということで、いくつかの取り組みを紹介させていただければと思います。

徹底したJIRA・Confluence活用

プロダクトの仕様書から定例の議事録まで、ほとんどの文書がJIRAとConfluenceに紐づけられています。

Confluenceは開発サイドだけでなく営業部やCS部門などのビジネスサイドも含め全社で使われています。

仕様の質問・説明、問い合わせ対応などで資料の参照や補足が容易ととなり、ストレスの少ない効率的なコミュニケーションが実現できています。

更新が滞って信頼性が低くなってしまうというのは仕様書あるあるだと思いますが、ユニファでは大量のドキュメントが更新性高く運用されていて圧倒されました。

例を挙げると

  • 【あるある1】初期ローンチ時の仕様書が残っていない。Excel等の他のアプリケーションで保存されている。→ユニファでは 初期仕様だけでなく、変更履歴も含めて仕様がConfluenceに資料化されている。

  • 【あるある2】 PJごとの仕様書はあるけど基本機能を記載した元になる仕様書にマージされていない→ユニファでは 基本的に最新仕様にマージされている / マージ前のPJは1箇所に集められており、マージ前であることがフォルダタイトルに明記されている。

  • 【あるある3】 途中で既存の枠組みに収まらない矛盾が生じて、全体の検索性を下げてしまう→ユニファでは 適宜項目が組み替えられ、情報が整理されている。運用に矛盾が生じた際にはPdM間の定例MTGなどで調整される。

どれも基本的なことですが、言うは易し、運用する(行う)は難しです。

汎用性の高いルールと徹底した運用がすごいのだと思いますし、仕様自体が良く活用されるからこそ更新性が保たれるのかなと、今のところ推測しています。

CEOトークセッションが月2回!

ユニファでは業績の振り返りを行う月1の全社会の他、CEOトークセッションが月1回確保されています。

業界動向を見て、本当に顧客の求めるサービスやプロダクトを作っていかねば!と思うものの、日々の業務においてはそれぞれの役割によってスコープは様々です。

新規機能を作る際には目線は業界ではなくターゲット顧客に向いていますし、問い合わせ対応をする場合は目の前の担当者様や、同事象の起こりうる顧客群になります。だからこそ、全社員が目線をあげて事業方針を確認する機会が多く設けられているのはありがたいです。

また、プロダクトディベロップメント本部全員が参加するdev定例においてはCTOトークが毎月あり、チームの目線合わせに力を入れていただいていることがわかります。

社内の共通認識が増えて/深まっていくため、日々の合意形成がスムーズになっているように感じます。

業務の枠組みを超えて「接点」「感謝」の場がある

ユニファには2023年6月現在、200名を超えるメンバーがいます。

業務上必要な情報共有は常にslackやMTGで行われていますが、その他に新しい接点や深い理解が進む大小さまざまな取り組みが行われています。

  • 全社総会 半年に1回全社総会が開かれ、事業方針の共有や前期振り返りが行われます。

業績の数字だけでなく、営業部の大型受注やその後の導入エピソードなど、リアルな事例とともにストーリーやエピソードの共有が行われるのが特徴的です。

改めて各部署や各担当者に想いを馳せ、全社で実現したい世界観について気持ちを新たにすることができます。また夜は懇親会があります。

  • 全社総会サポーターがのお手伝い この全社総会の運営のお手伝いについて、手あげ式で参加者を募っていました。

全く業務で関わりがない方とも接点ができるのでいいなと思いました。

残念ながら今回は個人事情で応募しなかったので、次回は応募してみたいです。

  • Colla:雑談を促すslackアプリ Botの質問に答えると、ユニファの全社員が参加している雑談チャネルで紹介してくれます。

colla.jp

「一番欲しいガジェットは何ですか?」「一か月間旅行に行くならどこに行きますか?」など業務に関する内容ではありませんが、雑談チャネルに流れてくる回答やリアクションが楽しいです。

  • 新入社員の自己紹介slackとたくさんのWelcomeリアクション

入社初日の最終日、slackに自己紹介を投稿するタスクがあります。

全社からたくさんの方がリアクションしていただけます。

不思議と何度かリアクションがあるだけで、心理的距離が縮まったりしますよね。

  • ユニファアワード ユニファのパーパス実現のために、特に重要視している価値観であるValueを体現し、組織にポジティブな影響を与えている方を半期に一度、尊敬と感謝の意味を込めて称賛する場です。

いただいた推薦者の情報を元に部長陣へのヒアリングや役員議論を挟んで、CEOの土岐さんが選出します。

推薦コメントなどは社内にポスターが貼り出されたりもします。

  • 赤沼アワード CTOの赤沼さんの名前を冠したアワード投票があります。

いつも一緒に働いているメンバーの前で、改めて推薦する方への感謝や、功績の詳細をお伝えすることができます。

  • 繁忙期「さくら前線」のサンクスカード 2023年3月に営業・CS・オペレーションチームが行なった取り組みです。

保育園の年度初めに向けてシステム導入が集中する最繁忙期3月~4月にあわせて、感謝のメッセージを書いた桜の花びら型サンクスカードを、事業所に掲示している桜の木のイラストへ貼り付けていきます。

サンクスカードが増えて桜が満開になっていく様子が度々社内にも共有され、それを見てビジネスサイドへ開発サイドからも応援や気遣いの声がかかっていました。

まだありそうですが、こんなところで。

通常の業務範囲を超えたコミュニケーションがデザインされていることに気づく度、ユニファらしさを感じています。

本質的な課題解決に興味がある方へ

何事にも広い視点で「本質的な課題」へ向き合うユニファらしさを感じていただければ嬉しいです。

一緒に保育業界の本質的な課題解決に取り組んでみませんか? ユニファは一緒に働くメンバーを募集しています。

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