こんにちは。Android エンジニアのあいばです。
寒さも本格的になってまいりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
この記事は、UniFaアドベントカレンダー9日目の記事となっております。
今回は、先月の記事でも少し紹介されていたのですが、有志を募りマテリアルデザイン 勉強会を始めたのでその内容をお伝えしたいと思います。 tech.unifa-e.com
勉強会のねらい
- 社内のUI設計に関する知識を増やす
- 部署問わず知識レベルを揃えコミュニケーションを円滑にする
- 感覚ではなくルールに基づいてUIを評価できるようになる
メンバー
ディレクター、デザイナー、QA、エンジニアなど合わせて十数名が参加しています。
対象
Material Design より以下のテーマを選択しました。
- Environment
- Layout
- Navigation
- Color
- Typography
- Motion
- Communication
進め方
初期の方針
- 開催スケジュール:隔週、1回1時間
- 各セクションの担当を決める
- 理論編では担当者が要約して発表する
- 実践編では実際のアプリなどを参考にディスカッションする
タイムテーブル
- 30min: 理論編
- 担当者から発表
- 質疑応答
- 30min: 実践編
やってみて
初回はひとまず主催者だし…ということで私が担当してみました。
理論編では事前にEnvironmentを翻訳したものを共有し、簡単なスライドを作成し臨みました。
実践編では2019 Material Design Award を受賞したReflecty と Dropsを題材にしました。
発表への質疑応答や実際のアプリをみての議論はなかなか盛り上がり楽しめました。
が、担当してみての感想は第一に「しんどい」でした笑
実際、下記のようなフィードバックもいただきました。
▼良かった点
・翻訳されていてわかりやすかった
・サーフェス?何だそれ?ってところを、理解してる人の言葉で説明されたので、理解が早かった
・いろんな人が参加してた!
・議論タイムがあった!
▼気になったこと、心配、カイゼン点
・この準備がデフォだと、準備が大変で継続運用が難しい?継続運用できる人が限られそう?もっとラフでも僕は十分役に立つと思った!
・Mustではないにしろ、部署問わず多くの人が知っていると良い内容だと思ったので、もっと沢山参加してもらえると良さそう?
部署問わず知識の溝を埋めるための勉強会なので参加のハードルを下げる必要があり、現在の方針はこのように変化しています。
- サマライズを必須としない
- 代わりに担当者は分からない所やメンバーが躓きそうな所を明確にしておき、議論が盛り上がるようサポートする。
- 各自が勉強会までにガイドラインを読み、勉強会で疑問を解決する。
- 実際のアプリなどを参考にディスカッションする
- 聞くだけの参加もOK
メンバーにアンケートしてみた
本勉強会もようやく4. Color まで進んだところなのですが、せっかくブログにするので以下のアンケートをとりました。
- 参加動機
- 勉強会の良い点
- あと一歩な点
結果
- 参加動機
・マテリアルデザインに興味があり、業務に取り入れたい ・アプリの知見をみんなで増やしたい ・マテリアルデザインを売り込む ・エンジニアと同じ目線で話ができるようになりたかった ・マテリアルデザインについて知るいい機会だと思った
- 勉強会の良い点
・マテリアルデザインや世の中のアプリのデザインについて職種を超えて意見交換できる ・2週間に一度の開催頻度がちょうどいい ・雰囲気がいい意味で緊張感なく、程よくゆるく参加できるのもうれしい ・知らないルールを把握できた。 ・マテリアルデザインい興味を持ち学ぶ人が増えた ・議論ができる、参加のハードルが低い ・これまでも輪読会を開催していました。そのノウハウを生かして資料作成ができた。 ・理解のある人が、知識のない人に説明してくれるところ
- あと一歩な点
・ついつい同じ人ばかり話してしまう傾向があるので、座長になった人がみんなに話を振ってあげるとより良くなりそう ・もっと実践的な例が欲しい ・悪くはないのですが、自身が英語苦手で、翻訳英語だといまいち理解できないところがあります。 ・参加者が段々減ってしまっている。前回の輪読会も同様だったので、どうしたら継続できるか引き続き課題だなぁと思ってます。 ・準備の重さ ・二言語対応の難しさ(英語話者ともっと議論したい)
おわりに
マテリアルデザインを売り込みたいメンバーとマテリアルデザインを学びたい、取り入れたいメンバーを結びつけることができたのは良かったなーと思います。
今後は実践的な例をどう学ぶかに焦点をあて、サービスに生かせるよう工夫したいと思います。(きっとまたブログで報告します)
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