ユニファ開発者ブログ

ユニファ株式会社プロダクトデベロップメント本部メンバーによるブログです。

2022年のユニファ開発者ブログを振り返る!

この記事はユニファAdvent Calendar 2022の1日目の記事です

adventar.org

皆さんこんにちは!ユニファのエンジニアマネージャーの田渕です。

さて、今年も残りわずかとなり、Advent Calendarの季節がやって参りました。 ユニファ開発者ブログのAdvent Calendarは2019年に始まり、今年で4回目! ここまで続けて来られたのも、日々こちらを見に来て下さる皆さんや、執筆してくれるメンバーの皆さんがいてくれるおかげだと思います。 感謝感謝です。

昨年は

ユニファ開発チームの2021年を振り返る - ユニファ開発者ブログ

と言うことで一年間の活動の振り返りを書いた私ですが、今年はこの開発者ブログについて振り返ってみようと思います!

11月までで49本!

このユニファ開発者ブログはおおよそ週に一回更新を目安に更新しております。 2022年1月から2022年11月までの間に公開された記事は全部で49本ありました。 弊社のシステム開発部門は様々な職種の方がおり、それぞれがその当時に興味がある内容や 取り組んでいる業務に関して公開できる内容を記事にしています。

今年はどんな内容が書かれたのかな〜と言うことで、11月までに書かれたブログのタイトルを一覧にしてみました。

Title Date
ユニファプロダクトの主要技術スタック 2022/01/07
七転び八起き。 2022/01/19
Amazon SQSのFIFOキューの特徴を動かしながら確認してみる 2022/01/28
インハウスデザイナーのあれこれ 2022/02/15
顔認識システムの紹介 2022/02/21
Markov Decision Processes 2022/03/01
Japanese and English Collocations for Software Development 2022/03/10
Manager README ver.20220217 2022/03/23
複数のAWSコンソールを切り替え&同時参照する小技 2022/03/25
WebViewからFirebase Analyticsへイベントを送る 2022/04/05
AWS GlueからTransit Gatewayを経由して異なるアカウントのRDSに接続する 2022/04/11
本番でコードの動きをチェックできるらしいRubyライブラリ"scientist"って何 2022/04/11
子どもの学力に影響を与えている要因は?:全国学力テスト疑似データを用いた分析 2022/04/19
2分と2年間 2022/04/27
受託開発の世界からユニファ(事業会社)に転職した感想 2022/05/06
プロダクトの機能追加・改善案の優先順位づけについて 2022/05/06
ルールの外で思考を繰り返すことの重要性 2022/05/11
さらなる成果を目指して。カスタマージャーニーマップを片手に旅へ出よう 2022/05/17
QAエンジニアとして思うこと 2022/05/26
「いつかパクりたい」UI/UX好事例10選💡 2022/06/01
わたしが健全な気持ちで仕事するためのノウハウ 2022/06/07
オンプレのインフラエンジニアがクラウドエンジニアにマイグレーションされる過程 2022/06/10
ユニファにおけるデータ分析基盤の開発 2022/06/10
Modern Collection Views 2022/06/21
ワーキングアグリーメントのススメ 2022/06/28
リテラシーによりそったデザインをつくるには 2022/07/05
地方からフルリモート勤務している私がチームとの距離を感じない理由 2022/07/13
社内インフラ業務のタスク管理について 2022/07/20
社内向けに約1年分のアップデートまとめを公開したら反応が思ってたのと違ったのでみんなやろう 2022/07/28
ウルトラマンと夏の自由研究 前編 2022/08/04
開発ディレクションしている時に心がけていること 2022/08/12
Introduction to Kotlin Multiplatform Mobile (KMM) 2022/08/18
ウルトラマンと夏の自由研究  後編 2022/08/26
デザインレビューが楽しい。という話 2022/08/26
Rust vs Swift - Speed comparison experiment that didn't go according to plan 2022/09/01
CloudFront Functions の使い方を学ぶ 2022/09/08
SaaSにおいて「一定期間無料」がペイする条件 2022/09/12
Prerender を Amazon CloudFront で使う 2022/09/21
PHPUnit のカバレッジ結果を AWS CodeBuild で可視化する 2022/09/27
Railsのプロダクションコードを約1万行削除しました 2022/10/04
AWS Fargate のタスクにおけるコンテナ間のファイル共有をバインドマウントによって実現する 2022/10/12
Review of CTO Night & Day 2022 in Nagasaki 2022/10/13
TurboStream experiment on Ruby on Rails 2022/10/18
世に貢献しないブラウザ拡張を作ってちょっとだけ楽をする 2022/10/25
これは普通で当たり前というけれど、全然普通じゃなかった件 2022/11/04
Visualizing Ruby tests coverage using Codecov 2022/11/08
サムネイルは libvips + WebP で生成するのがよいか? 2022/11/17
Try some PaaS for Ruby on Rails 2022/11/22
GraphQL on Rails 2022/11/29

多種多様なタイトルが並んでいますね。 弊社には外国籍エンジニアも多数在籍しているため、記事のうちのいくつかは英語で書かれているのが一覧からも分かるかと思います。

ここからは、これらについてもう少し掘り下げて見て行きましょう。

どんな内容が多かったのか?

ユニファのみんながどんな内容を書いていたのか?を知るために、皆さんが記事につけてくれていたカテゴリーを集計してみました。 そのうちのTop10を書いてみます。

順位 Category 登場回数
1 AWS 10
2 デザイン 7
3 iOS 5
3 Ruby 5
3 Ruby on Rails 5
3 チーム 5
3 リモートワーク 5
8 Android 4
9 CTO 3
10 Swift 3

細かく見ていってみましょう!

圧倒的多数で一位になったのは"AWS"

圧倒的多数で一位を獲得したのは"AWS"でした。 実はAWSはユニファ開発者ブログでこれまで書かれてきた記事全てを総合しても最多登場で一位のカテゴリーです。(登場回数38回。ちなみにユニファ開発者ブログは2016年の年末に始まりました。) これはユニファのサービスを提供しているサーバーがAWSにあるということもありますが、 それに加えて弊社のサーバーサイドエンジニアが比較的インフラ寄りのことにも興味を持っていると言う特徴が表れているなと思っています。

毎年のように新しいサービスが多数発表されるAWSですが、それを利用している開発者側も常にそれらの情報を追い、業務に使えるものはないか、より自社のサービスを良くできる仕組みはないかと試行錯誤をしてくれている様子がよく分かります。

二位以下は大きく分けると二つに分類される

二位から十位までは、「それぞれの職種の特徴的なキーワード」と「働き方」に関する言葉が並びました。

それぞれの職種の特徴的なキーワード

"デザイン"、"iOS"、"Ruby"、"Ruby on Rails"、"Android"、"Swift"、"CTO"はいずれも各職種に関連の深い言葉です。 弊社開発部門にはデザイナーさんが在籍し、日々素敵なデザインを考えてくれていますが、開発者ブログの中では統一して"デザイン"と言うカテゴリーをつけてくれているので多めになったものと思います。 言語や技術に関連するキーワードは、それぞれの専門職の皆さんが業務やそれ以外の場面で知ったことなどを纏める際に利用していました。

意外だったのは、(多分一人しか使っていないであろう)"CTO"のキーワードが意外と多いこと🤣
(ちなみに開始当初からの累計では14回登場していました。)
弊社CTOの赤沼さんは、CTOと言うある種孤独な仕事のお悩みなども時々書いているので、CTOと言うお仕事の実態を知るには良いかもしれません。

"チーム"、"リモートワーク"は世情を反映したキーワード

この二つの言葉は、「働き方」に関する言葉に分類しました。

実は、累計の中ではTop10には入ってきません。

特に"リモートワーク"はブログ開始当初からの累積登場回数10回のうち、5回が2022年です。 このカテゴリーの初出は2020年で、ちょうど緊急事態宣言などで出社が難しくなった頃でした。 最近ではフルリモート採用等も行っており、新型コロナウイルスの影響もあって大きく働き方が変わったメンバーの中では関心の高い内容だったのかと思います。 また、今年の記事の中で一番ブックマークやシェアを頂いたのも、リモートワークに関するものでした。 世の中の流れが大きく変わる中、社内だけでなく世の中的にも興味関心が高かったことが伺えます。

"チーム"については、リモートワークが広がる中で「同じオフィスに居ないけどどうやってチーム作りをしていこう?」と言う課題があり、それについて皆さんが試行錯誤した様子が見られます。

まとめ

ここまで、2022年の記事を大まかに振り返ってみましたが、思っていた以上にユニファシステム開発部門の実情を表しているなと思いました。 元々このブログは「ユニファのシステム開発部門やその中の人たちについて知ってもらおう、身近に感じてもらおう」と言う意図で書いているものですが、思っている以上に目的通りに運用出来ているようです。

このブログも2016年の年末に運用を始め、早くも6年目を終えようとしています。 来年も少しでも皆さんのお役に立てるような内容を共有していけたらと思います。

このブログを通し、少しでもユニファに興味・関心を持って頂けた方がいらっしゃいましたら、ぜひお問合せください!

unifa-e.com