はじめまして!ブログ初投稿です、プロダクトマネージャーの田嶋と申します。
ユニファへ6/16に入社して、約3週間が経ちました。前職から目まぐるしく環境は変わりましたが、とても刺激的で毎日楽しく仕事をしています!
今回の投稿では、スタートアップ企業のプロダクトマネージャーの仕事ぶりについてご紹介します。 面白そうー!と興味を持っていただけたら、まだまだプロダクトマネージャー採用もやってますので、ぜひよろしくです!笑
【目次】
■0.プロダクトマネージャーとは
私は、職種:プロダクトマネージャー(PdM)として採用いただきました。プロダクトマネージャーの仕事は、シンプルに突き詰めると1点に集約されると思います。 エン・ジャパンのPdM,岡田さんのツイートを参照。
ここ最近、PdMを小難しく語る風潮があるなーと感じます。
— オカダヤスヒロ(Yasuhiro Okada) | Product Manager (@middleOkada) 2020年6月24日
結局のところ、「誰のどういう課題を解決するか」を誰よりも理解し、課題解決に向けて積極的に行動できる人、それが本当の意味でのPdMだよなーと思います。
それ以外は全部修飾語です。
ちなみに前職でも同職種でしたが、システムサイドに軸足を置きすぎていたため、よりビジネスサイドも含めて一気通貫でプロダクトに関わりたい!ということも転職理由のひとつでした。 なぜ保育業界を選んだかは、私のnoteにまとめたので、ご参考までにどうぞ。
■1.入社初日のこと
入社以前から少し説明を受けていた案件について、当日もおさらいし、さっそくプロダクトマネージャーとしてアサインされました。補佐として仕事に慣れるような見習い期間は一切ありません。 少し不安はあったものの、荒削りでも経験を積みながら前へ進みたいと思っていたので、任せていただけたことを本当にありがたく思っています。
またCEOの土岐さんからは、「社運をかけたプロジェクトですね..!」とコメントいただき、、いま冷静に振り返って、入社したての若造にそんな重要なプロジェクトを任せるか?とは思いつつも、とても刺激になったので、辛い時はこのお言葉を思い返し踏ん張りたい所存です!
昨日CEOより「社運をかけたプロジェクトですね..!」と。
— Tajiyyy / PdM @ユニファ (@tajiyyy) 2020年6月17日
ただ、まだ特に何も検討されてない模様。意図の共有をもらっただけで、専任のメンバーは自分だけ。
誰が巻き込んでくれるでもなく、自分から周囲にはたらきかけ、ゼロから企画を考えて検証していく。
この環境、最高に痺れるんだけど⚡笑笑
上のツイートでも少し示唆していますが、この後どんな状況でどう仕事を進めているかを、次でご紹介したいと思います。
■2.何も決まっていない、全て自分で考える
私がアサインされたプロジェクトは、保育現場の ”とある業務” における稼働削減+質向上を狙う新規プロダクト開発です。 ちなみに、ユニファでは他にも同等の目的感で保育現場に様々なプロダクトを提供し、「スマート保育園」と銘打ち、保育現場のICT化を積極的に推し進めています。(どれもロゴがかわいい、、😆)
私のプロジェクトは、入社以前から課題概要のみ共有を受けていましたが、プロダクトの輪郭や方向性は一切決まっておらず、注力する課題の特定から始めてくれ。というオーダーでした。
はじめに担当するのは、既存プロダクトのエンハンスやグロースを想定していたので、これは私にとっては嬉しい誤算でした。笑 後々は本当にゼロイチの新規事業をやりたいと思っており、そのための経験を前倒しで積めると思ったからです。
また、ざっくりとしたスケジュール感と予算枠は伺ったものの、それすら費用対効果で応相談とのこと。スケジュールドリブンはいかん!と思いつつも、いつまでに課題をクリアにし、いつまでに解決策を検証し、と自分でスケジュールの目安を組むところから始めました。
■3.誰もいない、自分で巻き込む
現在、専任のプロジェクトメンバーは、私1人です。 入社初日は、上長が一緒に挨拶回りをしてくれたりと付き合ってもらいましたが、もう帰り際には「明日から何やれば良いか想像ついてる?」って感じでしたw
今はまだ情報収集の段階なので、インプットとアウトプットレビュを繰り返しながら、手探りで前進しているような状況です。
インプットについては、様々な文献も活用しましたが、ユニファには元保育士や元幼稚園教諭の社員さんがいらっしゃる恵まれた環境なので、インタビューでお話を伺ったりもしています。また最近は、実際に園へ電話を掛け、オンラインインタビューや視察訪問なども始めました。 本当に現場起点で、"顧客と距離の近い幸せ" を感じているので、こうしたユニファの良さは、また別の機会に書こうと思います(^^)
アウトプットについては、レビュコメントを頂くことで案件や保育現場への自身の理解を深める狙いと、さすがに入社直後に在宅で1人で孤独すぎてアレ的な気持ちもあって、積極的に公開するようにしています。 ただ皆さんお忙しく、私のアウトプットを気にかけて頂ける状況でもないので、勉強会と称して関連しそうな方々をお誘いしてみたり、案件定例を作ってみたりと、ちょこちょこ動き回ってアピールするようにしています。 そうした方々との将来のチームを想像しながらも、孤独な闘いはまだしばらく続きそうです。笑
■4.求められるのは成果だけ
まだまだプロジェクトの初期フェーズに限定した動き方ではありますが、ここまでがざっくりと今の仕事の現状です。ただこの短期間でも、私がこれまでで初めて強く意識したことがありました。それは"競合"、そして"売る"という難しさです。
競合を今ほど強く意識したこと、これまで無かったな。。
— Tajiyyy / PdM @ユニファ (@tajiyyy) 2020年6月19日
いや、これまでが特殊な状況だった。プロダクトそのものが購入対象でなかったし、流入がスタートで、体験の向上やコンバージョンを高めることだけ意識してれば良かった。
買ってもらえるプロダクト優位性を作るって、悩ましすぎてハゲそう。
ビジネスでは当たり前のことですが、恥ずかしながらこれまで経験がありませんでした。 競合を差し置いても選んでもらわなければ自社の売上は立ちません。それがもし部分的な責任範疇であれば「営業の売り方が悪いんだよ」「そもそもプロダクトがイケてないから〜」と言い訳が効くでしょう。 ただ、プロダクトマネージャーの仕事は、その全てを任されています。
責任の大きさに萎縮してしまいそうになりながらも、「そうそう、この経験をしたくて転職したんだ!」と、武者震いするような感覚でいます。
ただ、仕事の進め方はあくまでシンプル。 再掲。
ここ最近、PdMを小難しく語る風潮があるなーと感じます。
— オカダヤスヒロ(Yasuhiro Okada) | Product Manager (@middleOkada) 2020年6月24日
結局のところ、「誰のどういう課題を解決するか」を誰よりも理解し、課題解決に向けて積極的に行動できる人、それが本当の意味でのPdMだよなーと思います。
それ以外は全部修飾語です。
これを突き詰めるプロダクトマネージャーとなるべく、ひたすら顧客と向き合っていく。それのみ。この初心を忘れずにこれから頑張りたいと思います。
また当記事では私自身の現状に焦点を当てたため、会社や社員のみなさんについてあまり触れませんでしたが、相談すれば親身になっていただき、保育業界を本当にを良くしていこうという気概を持った方々ばかりです。 この環境に感謝しつつ、これからもユニファ一丸となって、「家族の幸せを生み出す あたらしい社会インフラを 世界中で創り出す」に向かって行きたいと思います。 そして改めて、採用やってますので、お声掛けお待ちしてます!!
以上、ありがとうございました!