こんにちは、はじめまして。
今年の4月からデザインチームにプロモーション担当としてジョインしているデザイナーの谷崎です。
私はいま、富山県からフルリモートで在宅勤務しているのですが、一回もオフィスに行ったりリアルでお会いしたことがないにも関わらず、首都圏在住のチームの皆さんとの距離はまったく感じません。ほぼパフォーマンスに差し支えない、と言っても過言ではないです。
「地方からフルリモート勤務」という働き方もじわじわ広がってきている昨今、リモート勤務に関わる皆さまの参考になればと思い、なぜ私がチームとの距離を感じず楽しく働けているのかをまとめてみます。
※アイキャッチ中の写真は、お花見の時に撮った富山が誇る名峰、立山連峰の写真です。ちょっと足を伸ばせば、こんな景色が当たり前の環境で仕事させてもらえているのは、やっぱりいいなとしみじみ……。
1. 部署をまたいだ情報共有体制が整っている
わからないことはSlackで気軽に質問できる。ここまではリモートワークでは当たり前ですが……。
ユニファの働きやすいなと思うところは、SlackやJIRA、Confluenceをベースに、部署を越えてスムーズに情報共有できる体制が整っている点です。
「ここのデザインで使っている素材、誰が持っているんだろう……」
「コーディングの環境構築がうまくいかない……」
そんな新米デザイナーあるあるの事態でも、チャットでちょこっと質問すれば、デザイン部管轄のことであればプロモーション担当・プロダクト担当関係なくすぐ回答が来ます。他部署管轄のことであれば、上長がすぐに聞きに行ってくれます(そして基本、数時間〜数日の爆速レス)。
私は実は規模の大きな会社で働くのは初めてで、他の会社と比べてどうかはわからないのですが 笑、
さんざん噂で聞いていた組織内での動きにくさや不透明さはまったく感じず、のびのびとデザインさせていただいています。
2. チャットで聞きづらいことは、すぐにZoomで確認できる
チャットは時間に縛られずコミュニケーションできる反面、細かなニュアンスが伝わりにくいというデメリットも同時に感じます(時に抽象的な表現を扱うデザインにおいてはなおさら)。
そこで役立つのが、これまたリモートワークの必須道具、Zoomです。
今日のタスクについて確認するミーティングが1日1回必ず設けられていて、そこで疑問に感じたことはすぐに確認できます。緊急性のあるタスクが浮上した時も、1on1であればさっとZoomミーティングをセットできるので、迷いなくタスクに取りかかれます。
チームの皆さんの予定もGoogleカレンダーで確認できるので、「忙しそうだから話しかけづらい……」と気後れすることもありません。
3. 雑談も含めたコミュニケーションの機会が多い
デザインチームでは、上記の1日1回のタスク確認に加え、デザイン部全体の進捗を共有する「デザインミーティング」と、プロモーション担当・プロダクト担当問わずデザインしたものに対して他のメンバーから意見をもらえる「デザインレビュー会」が、それぞれ週に1回ずつ定例で開催されています。
どの会も、Zoom越しにも関わらず気軽に雑談もはさめるような和やかな雰囲気で、出席しているだけでもおのずとチームの皆さんの人となりやユニファの社風がわかってくる、とても風通しのよい場です。
自分1人だけが地方からフルリモート勤務で、リアルでも会ったことがない……となると、話題についていけなかったりして疎外感を覚えそうなものですが、こうしたコミュニケーションの取り方によって、距離のハンデは解消できるのだなと感銘を受けました。
「リモートワークは雑談が大事」とは聞いていましたが、やはり雑談の場があるとないとでは全然ちがいますね。
そもそも、デザインチームは皆さんがリモート勤務中心(記事執筆時点)なので、気軽にリアルで会えるということを除けば条件はそれほど私と変わらない、というのもあるかもしれませんが。
地方でのフルリモート勤務のメリット
実際にやってみて、やはり地方からフルリモート勤務することのメリットはいろいろあるなとあらためて感じました。
たとえば、
- 待機児童がほとんどなく、制度も整っていて子育てしやすい
- 自然が身近にあるのでアウトドア派にとっては天国。インドア派も、今の時代ネットさえつながっていればだいたいは事足りる
- 値段の割に食べものがおいしくて住居が広い(富山県は特に!!!)ので、支出を抑えつつQOLを高めることが可能
……というのはもちろん、地方暮らし最大のデメリットである「やりがいのある仕事が少ない」という面でも、フルリモート勤務であれば「都会の仕事、地方の住みやすさ」という、何とも贅沢な良いとこ取りをすることが可能です。
最後に
富山県に限らず、地方では子育て世代の人口流出が深刻な課題になっています。待機児童問題は都会に比べてほとんど心配ありませんが(むしろ、近年の地方の園は定員割れが課題)、地方でも共働き世帯が増える中で依然として女性に重くのしかかる家事と育児の負担、保育士の低賃金・低待遇など、家族や子育てをめぐる問題はまだまだあると感じます。
その中で、こうして地方からのフルリモート勤務という多様な働き方のうちのひとつを実践・発信することで、まわりまわって保育と地方の課題解決につなげられていたらいいな……なんてことも考えながら、デザインに向き合う日々です。
ユニファでは、ともに保育の課題解決と向き合う仲間を募集しています。
開発職では地方採用枠もありますので、少しでも地方からのフルリモート勤務に興味を持っていただけましたら、ぜひともチェック&エントリーをお願いいたします!