ユニファ開発者ブログ

ユニファ株式会社プロダクトデベロップメント本部メンバーによるブログです。

Manager README ver.20200502

皆さんこんにちは、ユニファでCTOをしてます赤沼です。

最近改めて、自分が何をする人間であり、どういうタイプの人間なのかを見つめ直してみようと思う機会がありました。そんな時に下記の yoshiori さんの manager README を目にしたので、私もそれを真似て README を書いてみました。目的は yoshiori さんと同様で、これを公開することで、みんな(=社内の開発メンバー)に私がどういう人間なのか、どういうところでみんなにも力を借りたいと思っているのかを理解してもらい、一方的なトップダウンではなく、お互いの強みを活かしてより良いチームを作っていけるようにしたいというものです。

github.com

yoshiori さん同様に、これによってみんなに何かを強制するものではないですし、自分としてはこうありたいと思うことを書いていますがまだまだ不十分なところも多いです。

My Role

経営陣の1人としてユニファの提供するシステムの責任を負いますが、基本的にプロダクト開発はみんなに任せます。「CTO = 組織内で一番技術力のある人」ではありません。 Ruby や Rails については毎日プロダクションコードを書いているサーバサイドエンジニアメンバーの方が知っているでしょうし、AWSなどのインフラ技術についてはインフラエンジニアの方が詳しいです。デザインについてはもちろんデザイナーの方がセンスも技術もあります。それ以外の職種のメンバー含め、開発チームはそれぞれの領域のプロが集まっているので、みんなの方がそれぞれの領域において私よりレベルが高いですし、高くあるべきと思っています。なのでどうやってプロダクトを作るかはみんなの判断を尊重します。

では私は何をする人なのかというと、そういったプロ集団がチームとしてより良いアウトプットを出すにはどうすれば良いのかを考え、環境や体制をつくり、アウトプットを最大化するためのことをする人です。また、良いプロダクトを作るという視点に、経営としてのビジネスの視点を加え、チームが目指す方向を考えます。ユニファには VPoE がいないこともあり、要素としては技術面よりもメンバーのマネジメントやチームアップなど、 VPoE の役割にあたる要素が多いと思います。また、クリエイティブなことやドキュメント作成は苦手分野で、ビジネス領域には疎いので、そういった部分はみんなに助けてもらいたいと思ってます。

みんながいないとプロダクトは作れないので、力を貸してください。

市場価値を上げたい

もちろんみんなとはずっとユニファで一緒に仕事をしていきたいと思っていますが、この業界では転職も珍しいことではないですし、いずれはユニファを離れていく人も多いかと思います。そうなったときに、ユニファでやってきたことが無駄ではなく、それぞれ個人としての市場価値を上げて次に移れるようになっていて欲しいと思っています。そのためには極力やりたいことやスキルアップにつながるような仕事のアサインをしたいと思っていますし、みんなにも向上心を持って取り組んで欲しいと思っています。

フィードバック

私に対して思うことがあれば気兼ねなくフィードバックください。これは間違ってる、もっとこうして欲しいなど、意見があればいつでも声をかけてください。私もできるだけみんながどう思ってるかは汲み取りたいと思いますが、どうしても言ってもらえないと気づけないこともあります。また、良いと思ってるところも言ってもらえると、そこは変えずにキープしておくのが良いとわかるので助かります。

リスペクトを欠いた言動は嫌います

ユニファのようなスタートアップに来る人は部署問わずみんな頑張れる人ですし頑張って当たり前です。面接でもそういう人を採っているつもりですので、みんな最大限頑張ってくれていると信じてます。頑張った結果、結果が伴わないことや、進め方が良くなかったこと、他の領域のプロからしたらセオリーを無視した形になることもあり得ます。それに対しての嘲笑やリスペクトを欠いたネガティブな発言やslack等での書き込みは問題視します。表面的な結果だけでなく、その裏にある事情も想像しましょう。もちろん建設的な議論やフィードバックは大歓迎です。

縛りたくないしマイクロマネジメントもしたくない

基本的にみんなには自由にやってもらいたいと思ってますので、それぞれやりやすいやり方で、私が細かいことに口を出さなくてもよしなにやってくれるのがお互い楽で良いと思っています。そのためにもみんなには自主性とアウトプットを求めます。リモートワークも相まって、アウトプットがないと私からはみんながどれぐらい仕事をしてるかは見えません。JIRAコメントによるステータスアップデートや Bitbucket のコミットなど、日々の成果はあまりため込まずこまめに積極的にアウトプットしてアピールしてください。

いつでも声かけてください

日々タイトなスケジュールでプロダクト開発をしてくれているみんなに比べたら私なんて暇なので、いつでも声をかけてください。運悪くミーティングの直前や急ぎの仕事があるときに当たってしまった場合は時間をずらさせて欲しいと言うかもしれませんが、気兼ねなく声をかけてもらってOKです。 Slackでの私へのメンションも夜間や休日でもOKです。むしろメンションしてもらった方が見落としがなくなるので助かります。

その他やってること

  • システム開発本部予算検討

    • 毎年の予算計画でシステム開発本部として必要な予算(プロダクトのインフラ費用や開発環境、外部への委託費用などなど)を検討し、会社全体の予算計画の中ですり合わせをします。
  • 技術ブランディング

    • ユニファ開発チームがどんなことをやっているか、どんなメンバーがいるかを外向けに露出する機会を増やし、技術的な信頼度の向上や、採用のためのブランディング活動をしています。
  • 採用関連

    • 人材紹介会社の方にどんな人材を求めているかを説明して打ち合わせしたり、応募者の書類選考、面接、オファー面談などを行っています。
  • 社内インフラタスクサポート

    • 社内インフラチームは1人しかいないので、対応可能なタスクはサポートしています。
  • データ基盤構築での技術検討など

    • データ基盤を構築していくためのアーキテクチャ検討にあたって GCP や AWS において何を使っていくのが良いのかの検討を行っています。

パーソナリティー

  • 内向的&人見知りで自分から話すのは苦手なのでパーティー等ではぼっちになりがちですが、話しかけられるのは大歓迎です。
  • 気弱ですがそのくせ時々勢いで色々始めてみたりします。
  • O型なので大雑把で楽観的です。

これは常にWIPです

この内容は 2020/05/02 現在のスナップショットなので、役割や考え方が変われば今後内容の変更や大幅な修正も大いにあり得ます。