皆様メリークリスマス。ユニファでCTOをしてます赤沼です。
2020年も残り僅かですね。ユニファアドベントカレンダーも最終日。メンバーの協力のおかげで今年も無事に完走できました。
アドベントカレンダーのゴールの記事として適当なのかどうかは自信がないですが、心理的安全性の醸成もまずは自分が弱さを晒すところから、課題の改善もまずは現状認識から、ということで、今回は自分の弱さを書き散らかしてみます。そして年末年始には改めて2020年を振り返ってみたいなぁなどと思っています。
スケールしているか?
私が入社してから5年の間に、会社全体としても開発チームとしても何倍にも大きくなりました。残念ながら私の力不足で離脱するメンバーもいましたが、今年だけで考えても多くのメンバーが入社してくれました。また、7月には組織構成を大きく変え、それによってさらに開発チームが大きくなりました。
チームはスケールしました。では私自身は適切にスケールできているのか?数年前の規模の時と同じつもりでやっていないか?逆に大企業のようなつもりでやっていないか?
今はまだ残念ながら適切なスケールはできていないと思っています。どちらかというと大きさに囚われ、メンバーから見ればすぐに変更して当然なことも、大所帯になったことで変更にブレーキをかけたくなる部分が強くなってしまっているなと時折感じています。
自分は今の規模の開発チームのトップが務まる人間なんだろうか。自分には向いてないのではないかと思う一方で、いやいや向き不向きとか甘っちょろいこと言ってないで、やるべきことはやれるようになれよ、と思う自分もいるわけです。他社のCTOのブログなどを読む度に、すごい、参考になる、と思うと同時に、自信を失う自分もいるわけです。
組織は作れているか?
多くのマネージャーやCTOの役割の一つは、メンバーが仕事がしやすい環境を提供していくことかと思います。特にCTOは開発組織のトップであり、良くも悪くもCTOのスタンスが開発組織に大きく影響を及ぼします。では私は良い環境を提供することができているのか?メンバーがハードワークしたくなるような組織を作れているのか?
開発者は、面白い仕事、面白い環境があれば、何も言われなくてもどんどん動きます。それらを用意するのが自分の仕事だと思いますが、まだまだ不十分だと日々感じています。
リーダーとしてはどうか?
結局自分はリーダーとしてどうなのか?経営陣の1人としてバリューを出せているのだろうか?全然不十分だなと思いいつも悩みます。まだまだメンバーの力を引出し切れてはいない。メンバーからはどう見えているのか。自分は強力なリーダーシップを発揮するタイプではない。メンバーからしたらトップは自信満々にチームを強く引っ張って欲しいと思っているのではないか。こんな風に自分の弱さを出すのはマイナスなのではないか。
一方で、自分が向いてないことを無理にやろうとするのは、結局チームにとってもマイナスなのではないか。できる人に任せた方が早くてクオリティも高い。自分が退いた方がチームのためなら退くべきだとも思うのです。
みんなの助けがあってこそ
結局、自分1人では大したことができないなぁといつも思うのです。プロダクト開発にしても、組織作りにしても、みんなの助けがないと大したことはできません。今までも散々助けてもらっているわけですが、来年も助けてもらえるよう、助けたいと思えるようなチームを作っていけたらと思っているわけです。
そしてさらに多くのメンバーの助けを必要としているので、しょうがない、助けてやるか、と思われた方はぜひ一度お話しさせていただければと思います。
来年は少しでも自信を持ってできていると言えるようにしたいと思いつつ、それではみなさま、良いお年を。